葬儀関係

終活に必要なエンディングノート、今人気のわけとは

投稿日:2018年2月4日 更新日:

終活の時、自分の最後の希望をや万一自分に不幸が出来た時、残された家族が困らないよう書き留めておくノートをエンディングノートと言います。

終活する中で、このノートの中に自分の生涯の履歴、学校時代の想い出、残された家族へのメッセージなど項目的に記入することが出来ます。

今このエンディングノートが人気で葬儀場には無料で配布している所もあります。

ではなぜお葬式に繋がるこのノートがなぜ人気があるのでしょうか。

Sponsored Link

終活に必要なエンディングノート、今人気のわけは

それは、テンプレート式でPCからでも無料ダウンロード出来るものもあり、平たく言えば「簡単な遺言書」のようなものだからです。

縁起でもないと思うかもしれませんが、実際、葬儀の打合せで、家族の大黒柱の主がなくなった時「生前すべて主人がやってきたので何もわからない・・・」という話を数多く聞きます。

遺言書というといかにも仰々しく感じるし、なんかお金が絡む書類と感違いしてしまいますが、もしものときの連絡帳なのです。

この終活に必要なエンディングノートの目的は、もしあなたが何のメッセージも残さずこの世を去ってしまったら、残された人たちはあなたの想いや希望を推測するしかありません。

あなたが密かに抱いていた想いや、家族に最後に言っておきたい言葉も伝わりません。

エンディングノート

終活にエンディングノート、秘密にしておく理由はない

自然に年老いていくばかりではなく、あなたが突然不慮の事故や植物人間になる程の重度の発病の時、本当の意思を伝える手立てがなくなるのです。

その上、あなた自身が家庭の全てを仕切っていたとしたら、財産や保険、クレジットカードに至るまで何にもわからないままになってしまいます。

また万一あなたが希望している葬儀のやり方があれば、誰に訃報を知らせるのか?友達は?会社関係は?葬儀の内容などは?・・・など、

終活のノートに書く留めてさえ置けば残された家族は安心ですよね。

この他にも、項目別、種類別に細かく分かれて作られており、自分の人生を振り返り、これからの生き方や旅立たれた後についての

理想、家族のメッセージなど、自分の心を整理する「心の棚卸し」をするために使う事が出来るのです。

たしかにこの終活作業は大変なエネルギーを必要としますが、しかし一度ノートに記入してしまえば半年後1年後と自分なりに思い付き、心境の変化で更新や修正が簡単に出来て重宝です。

Sponsored Link

エンディングノート、社会貢献もできるってホント?

特にこのエンディングノートには、献体や臓器提供を望んでいる方には、行政機関の住所連絡先も親切に書いてあるものもあります。

また万一命を落とした時など、葬儀社が必要とする項目や家系図などが組み込まれています。

一般に購入するとなると1000円前後で手に入れられますが、予算がない方は葬儀社にも備え付けられている場合もありますので確認してみて下さい。

今とても健康で元気なあなたも、是非ご自分の心に深く向き合ってみてください。

家族に対しても優しい気持ちになれるかもしれませんよ。

私は自分でエンディングノートを作っている最中、泣いてしまいました(笑)

-葬儀関係

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

葬儀マナーの非常識!!誰でもやってしまうふさわしくない葬儀作法

葬儀マナーの非常識!!誰でもやってしまうふさわしくない葬儀作法とは

急遽葬儀に参列する事になり服装や作法、そして葬儀のマナーなどで迷ったことはありませんか? 葬儀の作法やマナーなど漠然とした知識は持っていても、喪服やバッグ、靴などの身だしなみ、焼香や挨拶など細かい所ま …

うっかりミスが多い人が引き起こす、葬儀大失敗の事例とは

葬儀を担当する仕事でも、他の職種と同じように失敗を繰り返してこそ次へのステップアップとなり、人間を大きく成長させます。 ただ葬儀業界の場合、1度失敗したら2度目は無いと言っても過言ではありません。 う …

読めない名前に苦労?葬儀社が悩む裏事情とは

読めない名前にとても苦労し、後悔する親御さんはどれだけいるでしょうか? 子供が出来た時、つける親は漢字の画数や意味を考えだけでも苦労してしまいますよね。 自分の子供が幼稚園に上がる時先生に覚えてもらい …

愛する人を亡くした心

愛する人を亡くした心に、ふと響く言葉・・・

愛する人を亡くした方に、言葉を掛けて上げたい。愛する人が長い闘病生活であれ、急な病であれ、残された遺族はいくら時間が経過しても心の哀しみというのは癒えないものです。 近くに居ても、常にサポートし力付け …

お葬式受付で香典を出したらレッドカードを返された?

お葬式マナーの始めは受付から始まると言っても過言ではない葬儀会館。 今や主流になってきた葬儀会館でのお葬式の形。 昔は自宅葬で、受付から焼香、お食事処、帳場(香典を集計する会計係)など全てを施行してい …

ブログ運営者:大林いっせい

平成から新年号に・・・日々大きく変わりゆくこの時代、人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事、そして日常のお得な情報はもとより健康の為に見逃せない食生活、人間関係でこれだけは知っておきたい心理的情報などまとめサイトとして配信しています。

フリーコンサルタント