葬儀関係

葬儀の失敗例から学ぶ、過剰サービスの問題点

投稿日:2018年2月5日 更新日:

葬儀には思わぬトラブルが発生します。

葬儀を準備する時間がない、1回限りの真剣勝負で、遺族の神経もピリピリしている。

だからこそ失敗は避けなければいけないのだが注意していても起こることはあるのです。

特に故人に対する気持ちは特別なもので、ぞんざいに扱ってはならず、またプロ意識で過剰サービスすることもタブーとされています。

あまりに取り扱い方が手際がいいとかえって「事務的だ」と非難を浴びることもあり、失敗は常に付き物だという事を意識で葬儀を進めなければなりません。

Sponsored Link

葬儀の失敗例から学ぶ、マニュアル通りには進まない意味

過剰サービスやマニュアル通りによる失敗例をいくつか上げてみると次のようなものがあります。

わけあって・・・というお体は通常の形をしていません。

首や喉に縄目の跡がが残っていたりする場合や、顔の部分が赤く膨らんでいたり、黒紫に変色している場合が多い。

こんな時納棺中「皆さんでどーぞ!」と言ったものならば、家族から「故人の人権を無視した」と激しく怒られる場合がある。

これは常にマニュアル通りにしかできない担当者だからです。

対策法としては事前に首回りを着ている服と同色な布等で隠しておく(施す)。

顔色が変わっていればプロに頼んで化粧してもらう。

お体はどのような状態か?遺族の思いは?と考えれば葬儀で失敗する事は避けられますね。

葬儀,失敗,過剰,サービス

葬儀の失敗、丁寧にやったつもりが大きなクレームに

次に、旅立たれてから余り時間も経っていない場合、身体はまだ温かい状態です。

本来は内臓から腐敗が始まりやすくドライアイスを施すのですが、ドライアイスは上から下に冷気が行くのでご自宅に安置する場合、

一番目にお体のお腹部分にドライアイスを載せます。

しかし遺族にとっては旅立たれたばかり・・・「まだ温かいのにドライアイスを置いた!」と怒り出します。

担当者の遺族に対する説明不足が招いた失敗例になります。

家族の死はなかなか認めがたい。

医師が判定しても身体が温かければ「まだ生きてる」と思いたがる。

そのような状態のの中では、ドライアイスを置くという当たり前の行為が遺族側からはあたかも残酷のように思われることがあるのです。

Sponsored Link

葬儀の失敗例から学ぶ、子供も大人も一緒では困る

小さい子供さんが旅立たれた時はもっと悲惨。母親はそのお体から離れません。葬儀社の担当ですらお体に触れさせませんから・・・。そんな時ドライアイスの一言でも発したらとんだ騒ぎになってしまいます。その場合は少し時間を空けてドライアイスの形がわからないよう薄い板状にするか、棒状に形を変えて施してあげるのです。大人と同じ扱い方では過剰サービスどころではありませんからね。皮膚も大人と違って薄く出来ているのでドライアイスの冷気で低温火傷をおこしかねません。

家族の不幸を認めて上げるのには多少の時間はかかる。当たり前の行為もマニュアル通りには行かない場合が多いこの葬儀業界。過剰サービスにならず、常に臨機応変の対応や慎重な処置を施して行きたいですね。

-葬儀関係

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

芸能人の訃報、知らなかったじゃ済まされない裏事情

芸能人の訃報や速報。2月5日早朝、元フジTVアナウンサー有賀さつきが旅立たれていたことが速報で流れた。日本中の有賀さつきファンや芸能人たちも大きなショックを与えたに違いない。 年齢的も52歳という若さ …

会葬礼状

会葬礼状はオリジナルで写真入、家族葬でも大事に扱われるものを

会葬礼状とは、葬儀の際に弔問客に対し御礼の気持ちを表すお礼状のことをいいます。以前は故人の経歴を表現したオリジナル会葬礼状が一時期ブームになっていました。 しかし近年では、家族葬も多く葬儀規模が縮小し …

一人ぼっちの友達が寂しさから解消

一人ぼっちの友達が寂しさから解消!?たったこれを置くだけで成功したある実例

数人の子供たちが公園で遊んでいる中、たった一人ぼっちで仲間はずれのようにベンチに座っている友達が居たとします。 想像してみて下さい。あなたはその子に「元気ないの?」と声を掛けると、その子はいきなり学校 …

写真撮影厳禁!?火葬場での危険な行動とは

火葬場は固く写真撮影厳禁になりました。あらゆる面から・・・という理由からです。葬儀儀式の中でも火葬場は付き物で身内の中で不幸があれば避けて通れないものとされています。 しかし一部マニアを除いては写そう …

葬儀の司会進行ってアナウンサーより難しい?葬儀司会の現実とは

葬儀の中で司会進行役は最も重要なポスト。 葬儀を滞りなく進行するうえで苦労や努力は欠かせません。 昔は男性司会がメインでしたが、近年では女性司会者も増えその司会のコツに苦戦することも。 葬儀で自分が挨 …

ブログ運営者:大林いっせい

平成から新年号に・・・日々大きく変わりゆくこの時代、人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事、そして日常のお得な情報はもとより健康の為に見逃せない食生活、人間関係でこれだけは知っておきたい心理的情報などまとめサイトとして配信しています。

フリーコンサルタント