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葬儀の司会進行ってアナウンサーより難しい?葬儀司会の現実とは

投稿日:2018年2月11日 更新日:

葬儀の中で司会進行役は最も重要なポスト。

葬儀を滞りなく進行するうえで苦労や努力は欠かせません。

昔は男性司会がメインでしたが、近年では女性司会者も増えその司会のコツに苦戦することも。

葬儀で自分が挨拶する事はありませんが、遺族の挨拶のタイミングやフォローは難しい部分があります。

また台本通りに行かなかったり、挨拶が途絶えたり、葬儀進行上予期せぬトラブルにも対応できる技術が必要不可欠になってきます。

葬儀における司会進行はアナウンサーと比べて難しいのでしょうか?

今回はそんな葬儀に携わる司会進行の裏側を紹介したいと思います。

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葬儀の司会進行役、葬儀経験が浅いとダメ?

葬儀の司会は、葬儀全体を仕切るといっても過言ではありません。

最近では司会者を派遣し葬儀社に成り代わって業務を進行させている葬儀社もあります。

しかし大抵の司会者は葬儀社社員が通常業務と並行して行なっています。

そのため一旦通夜や葬儀が始まったら葬儀が完全に終了するまで気が抜けません。

葬儀の司会進行をする時間は2時間強ですが、その前後には目に見えない業務があります。

簡単に説明すると・・・

遺族親族から故人の経歴などリサーチ・菩提寺(僧侶)との進行打合せや詳細確認

式場祭壇前の経机の最終確認・スタッフ配置確認・葬儀司会台本読みの練習

ナレーション作成及び練習・通夜葬儀司会本番の進行・出棺時案内誘導

精進(お斎)会場の司会・・・etc

葬儀での司会進行役は、本来のプロの司会者とは違います。

葬儀内容を知っている事にこしたことはありませんが、その家族(遺族)の担当する事により葬儀全体の流れを把握することができます。

またお客様は遺族ばかりではありませんので、一般会葬者からも質問やクレーム処理に応対する義務も出てきます。

故人やその家族の関係性など、葬儀の司会進行は毎回すべて違いますから、一言でも間違わないよう危険を伴う大事な仕事ともいえるでしょうね。

司会

葬儀の司会進行はTVアナウンサーより難しい?

一口に難しいと言えばTVのアナウンサーよりは簡単でしょうか。

本番は一通りの台本(葬儀司会マニュアル)を目で追いながら読むだけですから、アナウンサーのように完全に文面を覚える事に関しては簡単でやさしいという表現でしょう。

しかしTVアナウンサーと比較した場合、アナウンサーは同じスタジオでADさんの合図に従いますが、葬儀の司会進行は、僧侶や宗派で変わるため毎回流れをコントロールしながら進行します。

また司会のトーンも変えていきます。

TVの画面で例えるなら、安倍総理の滑舌の良い節回し普通のアナウンサードキュメンタリー番組のナレーターの3種類を交互に喋る技術は必要になってきます。

開式の辞などははっきりと~説明案内は通常のトーンで~故人の経歴の紹介などはトーンを落とし流れるような雰囲気で・・・が、司会進行には難しい部分かなと感じます。

また大手デパートやスーパー、TVなどのアナウンスを常に意識しながら聞くことも学習のひとつになりますね。

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葬儀の司会進行係になるために、向き不向きは?

新人の頃よく『あなたは司会者にむいてるね~』と言われてました。

しかし向き不向きは、実際に葬儀の司会進行をやってみないとわかりません。

遺族の涙や、挨拶時の涙につられて、司会者が泣いていてはいけません。

また葬儀中の家族の無理な要望を聞いて上げれない場合など、司会者の感情を表に出すことも出来ません。

式を司る導師のコミュニケーションも大事ですし、更に葬儀のシーンに於ける瞬時な判断力や対応策も求められるわけです。

葬儀の司会進行を一度経験してみないと、向き不向きは判断できませんね。

出来るか出来ないか・・・ではなく、やるかやらないか!だけだと思います。

いくら努力しても出来なければ不向きと感じ取ってしまう人も居れば、何も感じない人もいます。

人それぞれですが、周りに邪魔をされず、感情にとらわれない貫き通す強い意志や、臨機応変さなどがあれば誰でも葬儀の司会進行役は務まるはずです。

これから遣ってみたいと葬儀司会を目指しているあなた、先ずは葬儀業界に入って葬儀知識を学んだ上で挑戦する事をお勧めします。

葬儀のコツがわかれば、葬儀の司会進行はやり易く感じる事でしょう。必要なメンタルが先に入って行きますからね。

最後に

葬儀の司会は、式中の短い時間でどれだけ故人に対し素敵な旅立ちを提供できるかにかかっています。

故人と家族との思いを言葉に変えていく事や、言葉に出来ない事も形に変えてゆく。

故人との懸け橋になる重要な立場である事を、皆様にもわかってほしいと思います。

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ブログ運営者:大林いっせい

平凡サラリーマンから葬祭業に転身。約30年の葬儀人生を歩む。気が付けば人生の折り返し地点。WEBに興味を持ちはじめ毎日新記事に目を奪われている昭和生まれの編集者。需要が求められて行く現代社会。人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事などを何でも書き綴っていこうと思います。末永いお付き合いをお願いします。

フリーランス/フューネラルコンサルタント