On Demand Street

人間関係でこれだけは知っておきたい 心理的情報など多彩に配信しています。

恋愛結婚 健康管理

痩せとデブ、どっちが長生きする?ぽっちゃりデブが好きになる健康管理とは

投稿日:2018年5月1日 更新日:

痩せとデブ、日本人はどっちかというと「痩せている人」の方が健康だというイメージが強いと思います。特に男女共痩せていれば美人にも見えるし、イケメンにも近くなります。

しかし痩せすぎやデブ過ぎは何かと病気のリスクが高くなることは皆さんも承知だとは思います。また欧米の研究では「デブっている人」は肥満度が高いほど寿命が短いとよく聞きます。

日本人と欧米人の違いから、痩せとデブいったいどっちの方が健康的で長生きするのでしょうか。

Sponsored Link

痩せている人より「ややデブの人」の方が長生きする

痩せている人とややデブっている人を比較した場合、「ややデブの人」の方が健康で長生きできるという研究データがあります。ただ、日本人を対象に比較した研究や、欧米人を対象に比較した研究などいろいろあるためどっちが重要か注意して見ていく必要があります。結果論では、痩せ型よりポッチャリデブの方が長生きします。

痩せデブをデータから比較するとその違いがわかる

東北大学で44,000人を対象に、40歳の人がどれだけ生き残れるかをテーマとしてBMI (Body Mass Index)による肥満度合の分類で平均余命年齢を調査した結果、

BMI (Body Mass Index)・・・正式にはボディマス指数(ボティマスしすう)と呼ばれ、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。

痩せ・普通・ややデブ・肥満の4つに分けて見ると、男女共に「肥満」が最も平均寿命が長いことがわかった。ランクをつけるなら

肥満>普通>ややデブ>痩せ

の順だそうで、痩せている人が最も寿命が短いのです。一方、厚生労働省が5万人を対象に調査した結果では、

ややデブ>普通>肥満>痩せ

の順に寿命が長いことがわかっています。以上の点から日本人を対象にした研究の共通点から、痩せている人はデブっている人と比較すると6年寿命が短くなるというから驚きです。では、日本人と欧米人の違いからどっちが健康的なのでしょうか。

「痩せている人」「ややデブの人」は結果論に過ぎない

痩せとデブ、どっちが長生きする

それは、痩せているか?デブっているか?ではなく、「脂肪」が重要視してきます。人間にとって、脂肪というのは免疫力と同じく絶対的に不可欠な材料となり、脂肪を下げ過ぎると免疫力が下がると言われています。

例えば、ボディービルをやっている人は大会などの前日までには体脂肪を限界まで減らしますが、その影響からちょっとしたことで風邪を引きやすくなると言われています。免疫力が下がるという事は、「がん」に対する免疫も同じ考え方で、デブっている人より痩せている人の方が免疫力は下がります。つまり痩せているとガンにもなりやすい体質になってしまうのです。よく、ストレスが原因で体重が激減し躁鬱になってしまった場合、並行してガンのリスクも高くなるのと同じ考え方です

一方で、デブっているとどうなるのかというと、血管の病気になりやすいという事です。つまり、心筋梗塞などの心臓疾患、脳卒中などの脳血管疾患と動脈硬化のリスクを高めます。平たく言うと、痩せるとガンになりやすくデブっていると血管の病気になりやすいということです。

一昔前の欧米での死因は、ほとんどが血管の病気(心筋梗塞)が増加していました。しかし最近では食事・運動の重要性が広まり心筋梗塞が減って来ているのですが、その代りがんの割合が増えてきているといいます。

日本の場合、2人に1人はガンが原因で亡くなっています。どっちかというと将来的にはややデブの方がガンのリスクは減るわけなのです。痩せれば痩せるほどガンのリスクは高くなります。その代わり血管疾患にはなりにくいということ。

最も重要なのは、遺伝による病気です。祖父母・両親などあなたの家系は、先祖の死因は何の病気が多いでしょうか?ガンで亡くなっている人が多い家系であれば、あなたも将来ガンになる確率は高くなってしまいます。そう考えると痩せすぎはガンのリスクを高めてしまう恐れがあります。そういったことから痩せすぎずよりややデブっていた方がいいと言うことになります。

また逆に、皆さんの先祖や親戚の中で、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病が原因で亡くなっている方が多いのであれば体重コントロールをして、少し痩せ気味にしていくといった方法を取るのが良いでしょう。肥満であればあるほど脳血管性のリスクが高まるので、その点は注意が必要です。

Sponsored Link

最終的には、どっちが良いかはそれぞれ人によって適正な痩せ方や太り方があり、そのためにはきちんとした運動も大事になってきます。運動をすることによって、病気になるリスクを減らすことも出来るのです。痩せている、デブっているというのはあくまでも結果論にしか過ぎません。

それを考えるよりも運動を週に何回やっているかの方が重要です。ある意味イケメンの40代50代の男性が腹筋モリモリにしている人もいますが、そういう人は逆に健康を害している可能性もあります。毎日運動をすることで健康維持が保たれるという点からも、痩せているかデブっているかで健康を知り得ることはナンセンスです。

しかし痩せすぎのリスク、デブっている場合のリスクを覚えておくだけで、自分の体型をどっち側に維持していくかの指標になりますよね。

痩せ過ぎずデブり過ぎずを目指し、その上でキチンと運動して正しい生活習慣を身につけることが大切となってきます。

-恋愛結婚, 健康管理

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

脳をだます

脳をだますことでグ~ンと効果UP方法。幸せダイエットや勉強も・・・

脳をだますということで最近ではダイエットや勉強方法に役立つことが話題になっています。 脳はこんなにも単純であるならば、かなり面白い方法です。 どこまで脳をだますことができるのでしょうか。とても気になる …

夫婦喧嘩を劇的に減らす事が出来る魔法の伝え方

夫婦喧嘩を劇的に減らす事が出来る魔法の伝え方/家事をしない夫に効果的な方法とは!?

せっかくの休日に、夫が家でゴロゴロする姿はどこの家庭でも一緒です。 しかし、妻は平日も休日も有りません。 こんな時、妻は夫に対し『休みなんだから家の事少しは手伝ってほしい〜』という気持ちから、上から目 …

ご飯を食べる〇〇を変えるだけ体重が減る簡単減量法

これを止めるだけで体重が減る!?ご飯を食べる〇〇を変えるだけの簡単減量法とは

運動や食事制限をすることで体重が減ることはわかっているけれど、ダイエットをする制限が多すぎるとなかなか続けることは困難です。 しかし、日常生活の中で止めたほうがいいと思ってはいるけれど、実際ご飯を食べ …

コンプレックスを一気に乗り越え強みに変える、悩み多き女性の解消法

コンプレックスを一気に乗り越え強みに変える、悩み多き女性の解消法とは

特に女性の皆さんはお尻の大きさや胸の大きさ、足についた脂肪などコンプレックスで悩んでいませんか? もしかしたらそんな悩みも一気に乗り越え、強みに変えられるかも知れません。 女性の悩みに多いこのコンプレ …

トイレが近くなるNGな飲み物とそうでない飲み物

トイレが近くなるNGな飲み物とそうでない飲み物!トイレに行く回数を減らす方法とは

この寒い時期、多くの人が抱えている悩みと言えば「最近トイレが近い!」と困っている人も多いのではないでしょうか。ではなぜ気候が寒くなるとトイレが近いという症状が出るのでしょうか。 体が冷えることによりオ …

ブログ運営者:大林いっせい

平成から新年号に・・・日々大きく変わりゆくこの時代、人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事、そして日常のお得な情報はもとより健康の為に見逃せない食生活、人間関係でこれだけは知っておきたい心理的情報などまとめサイトとして配信しています。

フリーコンサルタント