女性の方で髪の毛の長い人は、髪を乾かすのにどうしてもお風呂上がりのドライヤーに時間をかけてしまいます。
特に夏の暑い日、せっかくお風呂に入ったばかりなのに、ドライヤーの熱で更に汗をかいてしまいイライラした事ってありませんか?
長い髪の毛の人はいかに早く乾かすかが勝負どころ。
タオルを被りながらドライヤーを使うと早く乾くと思いきや、夏は蒸し暑いし、汗は出るし、もう一回シャワー浴びたくなる事もあるはずです。
そんな暑い中、ドライヤーで髪を乾かす際にイライラせずに、汗を出さずに乾かす良い方法が有ります。
暑い日でなくてもドライヤーで汗が止まらないのは自律神経の老化?
女性は、自然乾燥だと髪を乾かすのに30分ぐらいかかり、独身女性などは乾くまで全裸でプラプラしてる人も多く、寝るまでに1時間半以上かかるなど大変な時間がかかっているのが現状のよう。
実は、汗が止まらないで出続けるというのは脳の自律神経が老化しているのが原因だと言われています。
体温調節する役目の自律神経は、18歳をピークに加齢とともに下降して行き、18歳で100%だとすると40代で50%に減少、70代になると25%しか残っていません。
歳をとると熱中症になりやすくなったり、寒さに弱くなったりしますが、これが自立神経の老化が原因の1つと考えられます。自律神経の老化は、加齢とともに進み、改善する事は出来ません。
このため、例え27歳で未だ若いと思っている人でも自律神経機能は75%位まで下がり、体温調節機能が低下していることで結果的に直ぐには熱が引かず、汗が止まらなくなってしまうようです。
よく、風呂に入った時のぼせてしまう人がいますが、これは脳の温度が上昇し過ぎたという危険信号ですので、脳を冷やしてあげる事が重要で汗を止める第一歩となります。
無理して風呂に長く浸かっている人もいますが、これは体に1番良くない事です。
ドライヤーでイライラ!?熱い脳を冷やす方法
夏の暑い日にドライヤーを使用した事により、体から出る汗を抑え、脳を冷やす方法として1番手っ取り早いのはエアコンの使用です。
エアコンの真下に行き、冷たい空気を鼻から吸って口から出すといった方法が良いようです。
この方法では、鼻の「鼻腔」の奥にある自律神経の中枢を、鼻からの冷たい空気を入れる事によって脳を冷やす事が出来るのです。
その結果、お風呂でのぼせることも防げるのです。
露天風呂に入った時など、のぼせにくいのは「胸から下は熱いけれど胸から上は涼しいから」なのです。
せっかく暑い環境から抜け出したとしても、ドライヤーを使うことによって鼻から熱い空気が入り、そのせいで脳が温まってのぼせてしまい、二重に汗が出てイライラしている人も多いでしょう。そんな時は、
- 出来るだけエアコンの真下で脳を冷やす
- ドライヤーは髪の毛だけ乾かす➡鼻には入れないようにする
「鼻」は脳の冷却装置なので、鼻の中に冷たい空気を入れてあげる事が一番の解決策と言えます。
歳を重ねるごとに衰える体温調節機能、暑い日などドライヤーで髪を乾かす場合は、鼻から冷たい空気を入れてイライラ感を無くしましょう。
ぜひ一度試してみて下さい。