いびきをかいて自分で起きてしまう人、歯ぎしりでパートナーに嫌がられてしまってる人など、改善方法は無いものかと毎晩のように悩んでいる人いませんか?
芸能人でも今話題となっている野村周平さんもその一人。
年齢も未だ20代でありながら自分のいびきで目が覚めたり、歯ぎしりで噛み合わせがツルツルになってしまったなど日々悩んでいるのです。
実は、日本の「習慣的いびき人口」はなんと2000万人にのぼります。そしてあなたはその中の一人として「いびきが煩くて眠れない!」っていう悩みをお持ちではないですか。
いびきや歯ぎしりは、早目に改善しないと認知症のリスクになってしまい厄介です。今回はそのいびきや歯ぎしりなど簡単に改善できる方法を紹介したいと思います。
長期のいびきは認知症リスク!?
幼年期からいびきをかいている人は、思春期に問題行動を起こす可能性が高いと言われています。これはいびきが続くことにより脳の神経細胞が死滅してしまいます。
これにより高齢になるに連れ認知症のリスク要因になってしまうので早急の治療が必要になってきます。
また、いびきをかいている時「自分のいびきで起きてしまう」という人がいます。
それは自分のいびきではなく、もしかするといびきと呼吸が同時に止まるという症状ではありませんか?。睡眠時無呼吸症候群の可能性も出てくると厄介な場合があります。
睡眠時無呼吸という事は、夜中に首を絞められている状態と同じで、血圧は200mmHgを越えてしまい、「くも膜下出血」を発症する場合もあるのです。
この改善方法は、先ずは「枕を変えてみる事」
横向き寝は気道が確保しやすく、いびき改善に効果的です。また「うつ伏せ寝」や「抱き枕」も良いとされています。
ただ、ずっと横向きに寝ていると腕が痛くなったり肩も凝ったりして嫌な感じですよね。
「姿勢」とか「枕」の問題もありますが「いびき」には心理的な影響もあります。
無呼吸症候群ではない20歳代を対象とした青少年の場合「私はいびきをかくんです!!」と前もって宣言すると、いびきの確率が下がる傾向にあります。
これはいびきというコンプレックスを宣言することで自分がリラックスし「ス~」と眠れて効果的なのです。しかし「格好つけて寝ないと・・・」と思うと返って浅い眠りとなり、いびきをかきやすくなってしまいます。
例えば、幼少期の子供で「実は自分は計算するのが遅いんだ!」とか「掃除が下手なんだ!」と自分の弱点を先に宣言し、友人たちに了承を得て貰った方がリラックスできて、結果としてはいびきが軽減され良い結果となる事が多いのです。
歯ぎしり、日中時の約8倍の力がかかる!?
近年、歯ぎしり人口は増加し、夜寝ているときの歯ぎしりは起きている時の約8倍の力がかかっているとも言われています。
歯ぎしりには実は3パターンあります。
- ギリギリと音を発する歯ぎしり
- 音は出ず、グッーと食いしばる歯ぎしり
- カチカチと繰り返す歯ぎしり
①と③の歯ぎしりは結構歯がボロボロになってしまう可能性もあり、芸能人でもマツコ・デラックスは朝起きたら歯ぎしりのせいで歯が真っ二つに折れて2日間分からなかったという笑い話の実例もあります。
この歯ぎしりの改善方法は、
耳の下周辺の咀嚼筋(そしゃくきん)に「ボトックス注射」をすることで筋肉が緩み歯ぎしりが改善される効果があります。
また簡単な方法では、「耳を引っ張りながら回す運動」をすることで、これもまた歯ぎしりの改善に効果が出てきます。
皆さんもやってみると分かりますが、両耳を横に引っ張ると痛くありませんか?
痛いと感じた人は「頭蓋骨とアゴ関節の間」の筋肉がこっている証拠で、歯ぎしりが原因と言われています。
これで痛くない人は歯ぎしりしない人なのです。
この改善方法は、耳を前に引っ張りながら10回まわし、後ろへも10回引っ張りながら回します。これを続けていくと徐々に痛みは引いてきて、痛気持ちよくなって来るので歯ぎしりの症状は減って来ると思います。
この他にも、車の中などで大声で歌う事でも、いびきの改善効果もあると言われています。
いびきや歯ぎしりは自分ではわからない事が多く、言われて初めて気付く症状です。
パートナーがいる方は一度相談しながら試してみるのも良いかと思います。
またどうしても改善されない場合は、一度専門医に相談してみてください。
いびきや歯ぎしりで睡眠不足の毎日から脱却し心地よい日々を過ごしましょう。
少しでもお役に立てれば幸いです。