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十二支の昔話や由来は作り話!? 12の動物が十二支に選ばれた本当の理由

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日本人は年末になると「今年はイノシシ年?」とか「来年はウシ年ですね?」と、その年のことを動物で表した十二支にまつわる昔話をよくします。

海外でもアメリカなどは動物で年を表す習慣は存在せず、海外から日本に来る外国人もこの十二支の昔話はわからない方が大勢いるのが現状です。

普段私たちが使う干支とは、いわゆる12年をひと周期とする十二支と呼ばれるもので、12の年には子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の12の漢字がつけられており、それぞれの漢字には、鼠・牛・寅・兎・竜・蛇・馬・羊・猿・鳥・犬・猪と12の動物が当てられています。

しかし十二支に入っていない動物(猫・狸・熊・麒麟・鹿・・・)など他に沢山いるのになぜ現在の12の動物だけががなぜ選ばれたのでしょうか。

12の動物が選ばれた理由が書いてある「十二支誕生の昔話」、実は絵本になっており本屋さんにもたくさん並んでいる為ご存知の方も多いと思います。

そこで日本人の方でもその動物にまつわる十二支昔話を知らない方もいると思いますので、どんな昔話なのか簡単にご紹介したいと思います。

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昔話では有名な「十二支誕生物語」

【昔々ある年の瀬の頃、神様が屋敷に動物たちを集め「1月1日の朝、私の所に来てください。そして最初に到着した者から12番目までに到着した者を順番に1年ずつその年の大将にしましょう」と言われました。

十二支の昔話は作り話、12の動物が十二支に選ばれた理由

するとそれを聞いた動物たちは我こそは一番になろうと準備をし、前日の夜中に出発したのは足の遅いウシでした。するとそれを見ていたネズミは牛の背中に図々しくも楽して辿りつけると考え飛び乗ってしまいました。

他の動物たちも日の出とともに一斉にスタート。結局神様の所に最初に辿り着いたのは夜中に出発したウシでした。しかしウシの背中に乗っていたネズミが飛び降り1番を獲得してしまったのです。

十二支の昔話は作り話、12の動物が十二支に選ばれた理由

なので十二支の1番はネズミになりウシは可なり悔しがったそうです。次に足の速いトラ、ウサギが到着。続いてリュウ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、最後にイノシシでした。

なぜ足の速い猪が12番目かと言うと神様の屋敷を一度通り過ぎてしまったため(猪突猛進)ギリギリ12番目になったのです。】

こうして神様の屋敷に到着順に12の動物たちが集まり十二支が決まったと言うお話です。

因みに十二支の中に猫が入っていない訳は・・・

猫はネズミに嘘を付かれて1月1日ではなく1月2日に神様の所に行ってしまったからなのです。

怒った猫はネズミを追いかけまわし、それが今でも猫はネズミを追いかけている理由だとか。

また犬と猿は途中仲良く走っていたが必死になったことから喧嘩になり、今も犬と猿は仲が悪いという事なのだとか・・・(※諸説あり)

でも本当に昔話がきっかけで十二支の動物が決まったのでしょうか。疑問が残るところです。

漢字や言葉の歴史に詳しい「大東文化大学文学部準教授山口謡司先生」によると、この話は正しくなくあくまでも作り話だといいます。

昔話はウソ!?12の動物が十二支に選ばれた本当の理由

十二支の昔話は作り話、12の動物が十二支に選ばれた理由

ならば十二支はどのようにして決められたのでしょう。

そもそも十二支とは紀元前1600年頃、中国の殷の時代に作られたもので、実は子、丑、寅、卯、辰、巳・・・など12の漢字は動物を表す漢字ではありませんでした。

それは、それぞれの動物は順番をあらわす漢字だったのです。

しかし、当時の中国には漢字の分からない人が沢山おり、この漢字がわからない人達でも十二支を覚えられるよう、それぞれの漢字に12の動物を当てはめて覚えやすくしたと言われています。

  • 子→1番目→ネズミ
  • 丑→2番目→ウシ
  • 寅→3番目→トラ
  • 卯→4番目→ウサギ
  • 辰→5番目→リュウ
  • 巳→6番目→ヘビ
  • 午→7番目→ウマ
  • 未→8番目→ヒツジ
  • 申→9番目→サル
  • 酉→10番目→トリ
  • 戌→11番目→イヌ
  • 亥→12番目→イノシシ

他に動物が居たのになぜこの12の動物が選ばれた!?

例えば

→ 子どもとも呼べ、沢山子供を産む身近な動物がネズミだったので「子」という漢字にネズミという動物を当てはめました。

→ 蛇のような形をしている為ヘビという動物になりました。

卯 → 漢字の形がウサギの耳に似ている事からこの字はウサギになりました。

申 → 人間のあばら骨に似ていた人間に一番近い動物ということからサルになりました。

十二支の文字を覚えやすくするため文字の形や意味合いから、この身近に居る動物を当てはめていき十二支の動物たちが誕生したのです。そして日本には6~7世紀頃飛鳥時代の頃に中国から日本に伝わり、現在日本で使われている十二支になったのです。

十二支の昔話は作り話、12の動物が十二支に選ばれた理由

日本では今年2019年はイノシシ年ですが、実は十二支が作られた中国ではイノシシ年ではなく、ブタ年なのです。

日本 → イノシシ年

中国 → ブタ年

 

今年中国がブタ年なのに、なぜ日本では十二支がイノシシなのか!?

この理由は、十二支が日本に伝わった当時日本には「ブタ」は生存しておらず、その上ブタという動物すら知り得ていませんでした。

そこでブタの代わり日本にいたイノシシブタに似ていた事からイノシシが当てはめられたというわけです。

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日本にブタが入ってきたのは、

明治時代以降「家畜」として入ってきたといわれています。

日本にも昔からブタが居たら、

今年24歳・36歳・48歳・60歳になられる皆さんの干支は、

もしかすると「ブタ年」になっていたかもしれませんね(笑)。

 

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