冬の季節休日も多く風邪を引いてしまったらどこにも行けず悲しくなりますよね。人間は一生の内に200回風邪を引くと言われています。
しかし医者や弁護士など一流の人はそんなに休んでいる暇はありません。例え風邪を引いたとしても軽度で済ませ直ぐに回復する風邪対策や、風邪がうつらない方法なども身につけています。
そこで今回は戦略的に風邪やインフルエンザなどになかなかうつらない予防方法を紹介したいと思います。
風邪がうつらない冬の予防対策のポイント
皆さんは風邪予防のため外出先から帰宅したら「手を洗い」すぐに「喉のうがい」をしていますか?
実はこれ、直ぐに喉のうがいをすることはダメなのです。
幼少期の頃から学校で教えられた外から帰ってきたら直ぐに「手を洗う」「喉のうがいをする」と大まかに教えられてきましたが、最近の風邪予防やその対策法は変わってきています。
実は、外出した後の口の中には多くのウィルスがいる恐れがあり、その状態でうがいをするとウィルスを喉の奥まで入れ込んでしまう危険性が大なのです。
そこで、風邪がうつらない「うがいの正しい方法」として
- うがいをする前に水などで口をすすぎ、口の中のウィルスを減らす
- うがいをする時は「ガラガラガラ・・・・」と声を出す
声を出す(声が震えている)という事は喉の入口にある口蓋垂まで届いているという証拠です。少々面倒かも知れませんがうがいはこの順番で行ってみましょう。
〇〇の癖のある人はウィルスに感染するリスクが高くなる!?
風邪にうつらないよう予防をしていても、何かと癖のある人に限ってウィルスに感染するリスクは高くなります。
つまみ食いをする人・他人との距離が近い所で仕事をする人・顔を近づけて喋る人などに多いと思われがちですが、実は「顔を触る癖のある人」が一番ウィルスに感染するリスクが高いのです。
オーストラリアニューサウスウェールズ大学で学生を対象に、講義中に何回自分の顔を触ったかを調査したところ、1時間で平均23回も触っている事がわかりました。TVを見ていてもよく口や目・鼻など触る癖のある芸能人もおりますよね。
目や鼻、口には粘膜が有り、手に付いた風邪やインフルエンザウイルスなど感染する危険性が高くなります。またマスクをしていてもそのマスクについたウィルスが髪の毛についてしまう場合もあります。
また、皆さんの家庭内でももし1人が風邪を引いていたとすると、その手に付いたウィルスが家の中でどのように広がっていくのかというと、
- ソファ
- TVリモコン
- ドアノブ
- 冷蔵庫
- マグカップ
など、風邪にうつらないように予防していても、家庭内の誰か一人でもそのウィルスを持っていると同じ場所を触り連鎖的にうつってしまうのです。
さらにそのうつった手で無意識的に顔や口などに触っているのが現状なのです。
また風邪予防で特に油断しがちなのは「洗面所のタオル」です。手を洗ってもウィルスで残っている場合があるのでタオルから次に感染してしまう恐れがあります。
このように家の中で、人の手が触れる場所ではウィルスが多く潜んでいる場合が多いので、風邪気味の人が居る場合はアルコール除菌剤で拭くなど、風邪にうつらない対策をした方が良いでしょう。
そして無意識的に顔や口などに触らないことが最も重要なポイントですね。
家族に風邪やインフルエンザの人がいる場合や、受験生が居る場合など心配な時だけでもペーパータオルに切り替えて使用する事が風邪にうつらない効果的な方法といえるでしょう。実は、医者はなかなか風邪がうつらない理由がここにあったのです。
5人に1人が風邪をひく感染リスクが高い場所とは!?
それは不特定多数の人が触れる場所です。
- エレベーターのボタン
- 電車の取っ手やつり革
- カラオケのマイク
- 飛行機の機内
- 新幹線の車両内
など、外出した時の注意点として、触ったら小まめに手を洗いなるべく風邪にうつらないようにしましょう。
特に飛行機の機内は要注意です。触る場所はそれほど多くはありませんが、飛行機は多くの乗客で気密性が高く、冬は特に乾燥している空間です。
カナダのビクトリア大学の研究では2時間半のフライトした1100人中約20%が風邪を引いたという結果も出ています。つまり5人に1人が風邪をひいた結果になるのです。ただし風邪が流行っていない時期や飛行機の座席が空いている時などは風邪にうつらない確率は高くなります。
また、新幹線の車両内も注意が必要で、重要な会議を控えている方は新幹線や飛行機に乗る際、最後列の座席に座ったほうが良いでしょう。理論上、咳やくしゃみは前方にウィルスが飛びます。ウィルスが飛んでくる確率が一番低い場所だからです。
風邪にうつらない予防対策、喉を潤す為に最も有効なこと
喉は知らないうちにウィルスを吸い込んでしまっています。喉が乾燥しているとウィルスに感染しやすくなってしまいます。風邪にうつらない為にも、飛行機や新幹線の中では十分に水分を摂り、喉を潤すことが重要です。
この他にも、ガムを噛むことも風邪にうつらない有効的な予防対策となります。このポイントは唾液を出す事です。唾液を出すことで口腔内の乾燥を防ぎその唾液に含まれている殺菌成分がウィルスの侵入を防いでくれる役割を果たしてくれるのです。
風邪気味の人への対策
現在、喉が少しイガイガするという段階の人はこれ以上悪化させないことが重要です。
- 暖かい服装
- 水分を多めに摂る
- マスクをする
マスクは喉を加湿する効果があります。
咳・熱・鼻水が出た時の回復への最短方法
風邪にうつらない方策をしていても、万一咳や熱、鼻水が出てきてしまったら、回復する最短の方法はあるのでしょうか。それは、徹底的に寝ることです。
徹底的に寝て出来るだけ多くのエネルギーを風を治すために使えるようにすることが肝心です。たとえ眠くなくても横になることで座っている事で筋肉の緊張感がほぐれ体力も消耗しません。
ただ仕事が忙しく寝る時間が無い人は、
- 仕事の時でも、なるべく立つより座る
- 喉が痛い時は、しゃべらない
喋るだけでも喉は酷使されているので風邪を治すこと以外に極力エネルギーは使わないというこの2つの方法を取ってみて下さい。
風邪がうつらない意外と知らない風邪インフルエンザの正しい知識
鼻呼吸
風邪がうつらないおススメの方法は鼻で呼吸することです。人間の鼻は超高性能の空気清浄機・加湿器・異物除去装置と同じ役割を果たしています。
ウィルスは鼻の粘膜などで絡み取られ痰として体の外に出て風邪予防に繋がるのです。
入浴
風邪を引いても入浴してもOKで入浴は血行を良くし体の新陳代謝を促進します。40℃のお湯に10分以内の入浴であれば効果があります。
※但し37.5℃以上熱がある場合は入浴してはいけません。また急激な温度差に弱い子供や高齢者、嘔吐や脱水症状がある場合も入浴出来ません。
ビタミンC摂取
現代医学的にはビタミンCの風邪予防や回復する効果は無いと指摘されています。風邪を引きこのビタミンCを多く摂ってしまうと下痢・胃腸障害を引き起こす恐れが出てきます。
風邪がうつらないとか風邪を引かない為には、日頃からビタミンCを含んだバランスの良い食事を摂る事が一番の風邪予防になるのです。
風邪の人と鍋を食べる
同じ鍋をつついても胃酸でウィルスは殺されてしまうので風邪は感染しません。ただ鍋そのものよりも風邪を引いている人と話している時に飛ぶ唾(ツバ)などから飛沫感染することが考えられます。
人と食べるときは無口で食べる = 一人で食べる
ということで風邪にうつらない・風邪をうつさない正しい知識ということです。
アルコール除菌
これは綺麗に手を洗った後、
きちんと乾かしてからもみこみましょう。
もし手が濡れたままでアルコール除菌をしても、
アルコール濃度が薄まってしまい殺菌効果が下がってしまいます。
風邪にうつらないためにも是非やった方が良いでしょう。