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白菜の「菜」と小松菜の「菜」、漢字は同じなのになぜ呼び名が違う!?

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野菜の名前で白菜の「サイ」と小松菜の「ナ」、同じ漢字を使っているのでなぜ読み方が違うか皆さんはご存知ですか?

確かに同じ葉物野菜なのに、小松菜の時はこの漢字を「ナ」と読み、白菜の時はこの漢字を「サイ」と読みますよね!?。

これってどんな違いがあるのでしょうか。

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この漢字を

「ナ」と呼ぶ野菜と

「サイ」と呼ぶ野菜には

実は明確な違いがあります。

先ず、「ナ」と呼ぶ野菜は

日本で古くから親しまれてきた野菜です。

白菜の「菜」と小松菜の「菜」、漢字は同じなのになぜ呼び名が違う

例にとると

「みずな」は平安時代から・・・

「こまつな」や「のざわな」は江戸時代から・・・

日本で作られた野菜で、これらを漢字で書く時に中国でも同じ意味を持つ

この「菜」の漢字を当てたようです。

一方、白菜のようにこの漢字を「サイ」と読む野菜は、

明治8年(1875年)に中国から入ってきた野菜なのです。

実は白菜は明治8年に開催された東京博覧会の際に、

当時の清国「中国」が日本に紹介された事がきっかけで、

日本中に広まったと言われています。

その時点で呼び名を「シロナ」ではなく「ハクサイ」と呼ぶようになったのか!?

白菜の「菜」と小松菜の「菜」、漢字は同じなのになぜ呼び名が違う

中国での呼び名がハクサイという発音に近く、中国語での呼び名を活かしたからなのです。

実際、中国の人は白菜をどのように読んでいたのでしょうか。

中国語での発音は「バイツァイ」

日本語で「ハクサイ」

実は日本人は、

バイが「ハク」

ツァイが「サイ」

に聞こえたからなのです。

そして昭和47年、日中国交正常化以降に日本に入ってきた有名な野菜

中国語でチングンツァイの発音を活かし、日本語では青梗菜(チンゲンサイ)と呼ぶようになったのです。

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これからの時代、

中国から日本に入ってきた野菜は、

このように「ツァイ」と発音している

美味しい葉物野菜が入って来るのでしょうね!

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