皆さんの中で、深夜の眠い時間に女性から電話がかかって来て、延々と悩み事を相談されたという事ありませんか?
悩みを打ち明ける女性に限り、電話をかけて来るのはいつも夜中であり、そんな女性達の心理がわからない方も多いのではないでしょうか。
その上、女性の悩みを延々と2~3時間聞いてあげても、その後どうなったのか?解決したのかどうか、いつになっても結論を報告して来ない女性もいます。
例えば、友人の女性が彼氏と別れ話になり、これからどうしたらいいのかとか悩みを打ち明けられるまでは良いのですが、その後相談を受けた方はとても気になりますよね。
しかし、大抵の女性からは「あれからよりが戻って幸せだよ~💛」なんて言われ、悩みを打ち明けられた自分としては腹立たしくもなり、そんな女性の心理が理解できないのではないでしょうか。
悩みを打ち明ける女性達は、時間帯も昼間ではなく殆どが深夜。誰にも相談する相手が居なくなり、暇になって相談してくるのでしょうか。
女性が悩みを打ち明ける時の心理状態は、自分に注目しているから!?
一般的に人間が悩む時というのは心理学上「自己注目」といい、自分に注目している時なのです。
明かりも無い、音も無い時は自分に気持ちが向かう傾向が強く、夜というのはまさにそういう条件が揃っており、特に人が寝静まった深夜に悩みが増えるのです。
人間は、暗い部屋や薄暗い所で考えさせると、「自分の人生ってこれでいいのだろうか?」「自分の本当の友達って何なんだろうか?」などと自分に注目するので深く根本的なことを考えはじめます。
逆に、明るくした部屋でテレビを点けっぱなしにしていると、悩みは出にくいようです。
よく特殊な職業で作詞をしている方は、明るい部屋よりかえって夜暗い部屋で作業をした方が、自己注目しているせいでとても書きやすくなると言われます。
つまり、夜中に女性が平気で悩み事を打ち明ける時の心理は、この自己注目によるもので、それが、周りがガヤガヤとして明るい昼間には起きません。
もしあなたの周りの女性が、夜電話を掛けてきて悩みを打ち明ける時があれば、電話を受ける自分側もテレビを付けっぱなしで「どうしたの?」と聞けば、くどくどと深い悩み事は相談されないようです。
夜悩みを打ち明けるという心理は、欲望の制御も落ちているから!?
夜は感情的記憶を抑える能力が落ちるため、悩み事を相談したくなるという事が脳科学ではわかっています。女性に限らず個人差はあるのですが、夜9時~深夜2時までの間にこの何かをしたいという欲望の制御も落ちてしまいます。
ネット通販を見て頂くとわかるのですが、深夜に多く放送されていますよね。これは、欲しい物が有れば自分の感情も抑えられなくなってしまい、その購買欲を狙ってネット注文が他の時間帯よりも盛んになるというもの。
夜、購買欲の制御もコントロール出来なくなるという観点から、女性が悩み事を相談したいという心理状態もこれと同じで、その抑えられない時間帯に平気で電話を掛けてしまうのです。
女性が悩みを打ち明けた後の「結論」を報告しないのはなぜ!?
悩みを打ち明けた後、解決したであろう結論を何も言って来ないのは何故でしょう?
それは、自分の悩みというのは、人に聞いて解決したのではなく「自力で解決したんだ!!」と思い込みたい心理があるからなのです。
その悩みを持った女性は、自分の力で私は乗り越えたんだと思いたいので、「報告をしたら負け!」という気持ちになるのです。
悩みごと相談所の心理カウンセラーなどは、毎日沢山の相談を受けその後は誰一人として結果を報告には来ませんが、カウンセラーはそれを良しとして解釈しています。
女性が夜中に1人で悩むことが多いのには、脳科学や心理学的にも根拠があるのです。
そんな中、夜中に悩み事を打ち明けるという友人女性がいたら、多少の時間帯は多めにみて上げましょう。
ただ、どうしても悩みを打ち明けるのに時間が掛かる、聞いてる時間がもったいないと思う方は、
電話を受ける自分側でもテレビを付けて、悩み事に応じることをおススメします。
くどくどと深い相談は持ちかけられないようです。
機会が有れば一度試してみてはいかがでしょうか。