世の中の人間には悩み事を抱えている人も多く、その悩みも大小違います。
また悩んでも誰かに相談し対策をすればいいが、どうしても解決できず一人で抱え込む人も少なくありません。
仕事上の人間関係の悩み、借金でどうしようもなくなった悩み、また重病でこの先どうしていいかわからない悩みなどあると思います。
状況を変えようにも変えられないような悩みを持っていて、その悩みのストレスがどんどん溜まっていく場合があります。
そこで一人で抱え込むあなたにそのストレスや悩みを取り除く良い解決法があります。
一人で抱え込む悩み、取り除けない時は相談が
取り除けない悩みストレスが溜まってどうしようもない。そういう時にどうしたらいいのか。
それは相談することです。
悩んでいる人の殆どは、第一声に『相談しても解決しない!』『相談したら給料高くしてくれるんですか?借金返してくれるのか?病気治してくれるのか?』などと言います。
実は、問題は解決しなくても相談するだけで心理的にその悩みストレスが90%解消するということがあるのです。『相談しても仕方がない!解決なんてできない!』という人は誰にも相談していないのです。
そういう人に限って深刻な悩みを友人にも家族にも相談しないで一人で抱え込む人が大半を占めています。心配事や悩み事を抱える事で、人間は自然に孤独という世界に入り、一人で抱え込む人となり苦しんでしまっている。
そうすると本来の悩みが5だとすると2倍にも3倍にも大きく膨れ上がり、いざと言うときは解決出来ず、どうしようもない大きさになってしまう。
原因は同じでも、悩み苦しみという物が、膨れ上がった風船のように大きくなってしまうことと同じなのです。ですので家族や他人に相談することにより、その膨れた風船のガスを抜いてあげることで、心理的に不安からくる悩みは解決出来るのです。
通常悩みがある人は、自分の置かれている現実を見ることが出来ません。だから不安ばかりになっています。ここが重要なポイントです。
- 不安や悩みはストレスの基
- 不安や悩みを取り除くために相談する
- 相談することで気分が楽になる
- 気分が楽になると冷静になれる
- 冷静になると良い解決法が見つかる
といった現象になってきます。
これは、相談することで言葉に出すということが重要になってきます。人間の脳は、言語情報が入る事で不安材料が殆ど取り除かれるわけです。
言葉が脳に入り込むということは、本を読んだり人の話を聞いたり、それを話したり文字に表す。見たり聞いたりする情報などで脳の言語野を活性させることで感情を抑え込むことが出来るのです。
一人で抱え込むほどの悩みは、他人に相談することで不安は解消できます。悩んでいる原因は、根本の原因(借金や病気、人間関係)ではなく「どうしようもない・・・」ということで悩んでいるはずです。
肉体的苦痛ではなく精神的苦痛であり、その精神的苦痛はほとんどなくなります。日本人は欧米に比べると相談することがとても下手で苦手です。恥をかくのではないかとか、相談もせず「解決しない」と勝手に決めつけてしまうのです。
ピンチに陥った時こそ相談、一人で抱え込む人間から卒業
借金で悩み苦しんでいる人が、どうしようもなくなってパニック状態になり、この世から逃げ出したくなる最悪の状態に陥る場合があります。
中には心療内科などの病院に行き、借金によるストレスをどうにかしてほしいと相談する人も居ます。こんな時、病院の医師から必ず出る言葉ですが「それを誰かに相談されましたか?」と聞かれます。
医師からも行政機関に相談してみては・・・というアドバイスを受けて何とかその借金パニックの悩みを解決することができた人もいます。実際借金はお金ですから、身近な親戚に頭を下げてお金を借りなければいけません。
そんな恥ずかしい思いをするぐらいだったら一人で何とか解決しようと、解決の逆の道を歩んでしまうのです。借金の金額によって本人の収入では何とも解決できない場合がありますが、他人の間隔は人それぞれ違います。
本人にとっては少額であっても悩み苦しんでいるのは現状です。ここで重要なのは困ったら人に相談しようということです。ほとんどの方は誰にも相談せず、悩みを一人で抱え込むことでストレスになり、不安な毎日を送ってしまいます。
初めから人に相談していれば、例え借金はいずれ返済しなければならないが、不安からは解消できるのです。不安が有ったら一人で抱え込むことはやめ、まずは家族や周りの人に相談するということを心がけて頂きたいものです。