冬になるとどうしても太る人とそうでない人がいます。俗に言う「冬太り」する現象です。
冬太りする人としない人の違いは何なのか?というと「食べ物だろう・・・」と、今までずっと思われてきました。
しかし、実は食生活だけではなく朝起きてからのある行動が原因となっていることがわかってきました。
冬太り防止策:朝起きたら直ぐ着替えをする人は冬太りしにくい!?
昨年、コロンビア大学で500人の学生を対象に生活習慣の違いを調査。
調査内容は、クリスマスから新年を超す期間の2週間、「2㎏以上太った学生」と「全然太らなかった学生」に分けて、どのような生活習慣の違いが有るのかというもの。調査の結果、
「全然太らなかった学生」は、起きてからすぐ洋服に着替えていた!というもの。
しかし
「2㎏以上太った学生」は起きてからすぐ着替えないでルームwearや寝間着のまま過ごしていた!というもの。
太らなかった学生と同じく、同じ食べ物を食べ、同じイベントや正月を送っており、唯一その影響から冬太りしやすかったのです。
芸能人の方はよく「一日何も着ないで裸で過ごしている・・・」なんて言っておりますが、冬太りどころか典型的な肥満体になってしまいますよね。
また、アメリカの制服着用を義務付けられている公立学校は全体の20%しかないのですが、残り80%は私服で通学しています。
この2種類の学校を比較調査してみると、私服の公立学校に比べ制服の公立学校の生徒にメタボが少ない事がわかっています。
これは、私服は自分の体型に合わせてサイズを変えられたり出来ますが、その反面制服の場合は太った痩せたなどとサイズを頻繁に変えることが出来ません。
自分の体と心を合わせて行こうとする動きがあるので、着替えるということが冬太りを防ぐためにコントロールが出来る要因とされています。
心理的に体重計の数字というのは、増加した時など『前の日に飲み過ぎた』とか『チョットむくんでいた・・・』合理化しやすいために言い訳できるのです。
しかし、ズボンのジッパーが途中までしか上がらなかったら・・・どうしても合理化できないものですよね。
つまりダイエットをしたいとか冬太りを防止する為には、朝起きたらすぐ着替えなければいけないのです。
冬太り防止策:綿のパジャマを着る
冬太りを防ぐ対策として、太っていた人はその当時の大きめの洋服を今は不要なので捨ててしまう断捨離という方法も効果的です。
そして何よりも寝る時のパジャマはスエットではなく、伸びない綿のパジャマを着用することも効果的で、冬太りした時の数字より触覚を重視してみることです。
食生活も冬太りしないようカロリーのコントロールも大事ですが、
身近に毎日無理なく始められる
起きたら直ぐ着替えるという習性を
身に付けてみては如何でしょうか。