スマホ老眼は若者の目に悪影響、視力低下の関係性とは
スマホ老眼はスマホの使い方一つで、目に対しよくも悪くもなってしまいます。
最近では、若者を中心に朝から晩までスマホをいじっている光景をよく見ます。
また、歩きスマホでぶつかったりしても、またたとえ目が疲れていてもスマホだけはやめられない人は若者に多いようです。
スマホを使う時間が多ければ多いほど目に悪影響を及ぼす原因となっていたことがわかりました。
スマホを長時間使い過ぎると、若者でも短期間でスマホ老眼になってしまいます。
遠くや近くを見るときに、毛様体筋という筋肉を使い、目の水晶体の調整を行いピントを合わせます。
一般的な老眼とは、年をとると毛様体筋や水晶体が固くなり、近くにある物にピントが合わなくなってきます。
しかし、スマホ老眼は、若者でも起きてきます。
長時間、近い距離でスマホを見続けることが原因で、毛様体筋が固くなってしまいピント調整が効かなくなってしまいます。
若者がよくスマホを長時間使用し、急に遠くを見るとピントが合わないという現象がスマホ老眼なのです。
さらに深刻なことに、スマホから発生するブルーライトは、様々な電子機器の中で最も強く目に大きな負担となります。
また、スマホ老眼になると肩こり・頭痛・吐き気をおこす原因となります。
- 歩きスマホ
- 美容院中のスマホ
- 食べながらスマホ
- テレビを見ながらのスマホ
- 電車バスの移動中のスマホ
- 就寝前のスマホ
など、ありとあらゆる環境の中でも若者はスマホから手を放しません。
スマホ老眼や疲れ目などの改善方法とは
スマホ老眼や疲れ目をケアする方法は、100円ショップで買える「+2,0」の老眼鏡を使用することです。
老眼鏡「+2,0」をかけ2m以上の遠くを見て、5分間ぼーっとするだけ。
これは、はっきり見えなくてもよく、わざとぼやけさせています。あえて見えない状態を作ることで目・脳がピントの調整を諦めて休憩状態になり、目の疲れを取ることがことが出来るといいます。過緊張のある人の場合、メガネを外すとはっきり見えすっきりした感じになることがあります。
※気分が悪くなった場合には使用を中止してください
目の常識、あなたは今まで勘違いしていた・・・?
目が良くなるのはどっち?
①遠くを見る
②緑など植物を見る
正解は①
この場合、近くを見てしまうと近視が進むと言われているので、なるべく遠くをみて生活をした方が近視になりにくい。一方で緑などを見ると良いと言われてきましたが、これはリラックス効果が有るだけで、視力が良くなるというわけではありません。よく遠くを見ると瞳が綺麗に見えるといいますが、これは遠くを見ることによって瞳孔が少し広がって黒目が大きくなったようにみえるための現象です。
暗い所で本を読むと目が悪くなる?
①ホント
②ウソ
正解は②
これは暗い所で本を読んでいたとしても確かに目が疲れる事はあっても、視力が衰えるということは基本的にありません。勿論目が疲れるから視力が落ちるということもありません。読書で目を悪くさせるのは、明るさではなく本と目の距離なのです。スマホ老眼と同じく、近すぎると視力低下のリスクがあるので気をつけましょう。
生活に重要な目力の一つ、動体視力の低下
動体視力は動いている物がはっきりと見えるかという能力です。動体視力が衰えると、日常生活の上で動く物に対して反応が鈍ります。
20歳でピークを迎え、加齢とともに衰える傾向にあります。例えば、高齢者が起こす自動車事故は動体視力の衰えが原因になっている事が多いといえます。
動体視力のセルフケアの方法
肩幅よりちょっと広く手を伸ばし、親指を立て頭を動かさず、左右の親指を交互に見る。
これを20~30回行うことで動体視力が改善される可能性があります。
この方法は、プロ野球選手も試合前に行っているといいます。
生活に重要な目力の一つ、瞬間視の低下
瞬間視とは、瞬間的にパッと見てパッと判別がつくかという能力のことです。
瞬間視が衰えると、視野が狭くなり人ごみでぶつかる、またはつまずいて転ぶなどのリスクが増えてきます。
これも加齢とともに視野が狭くなるといわれています。ただ稀に若者でもこの瞬間視の低下している人もいると言われています。
瞬間視改善のセルフケアの方法
冷蔵庫の表面ドアに、番号を書いたマグネットをランダムに貼り、1,2,3と順にタッチしていく訓練をすることで瞬間視の衰えを防ぐことができます。