せっかくの休日に、夫が家でゴロゴロする姿はどこの家庭でも一緒です。
しかし、妻は平日も休日も有りません。
こんな時、妻は夫に対し『休みなんだから家の事少しは手伝ってほしい〜』という気持ちから、上から目線で言ってしまう事があります。
そもそも夫婦喧嘩の原因で一般的に多いのは、互いに仕事を持っていて疲れてくると精神的に普段許せることも許せなくなり、思わず口に出してしまう事から始まります。
そして夫婦喧嘩になり易い要因としては、夫婦であるが故に配慮に欠ける無神経な言葉で指摘した事により、相手をイラッとさせてしまう事です。
気持ちを許しすぎて、つい遠慮のない言葉を伝えてしまい相手を傷つけてしまうのです。
ゴロゴロしている夫に対し、妻が遠慮して言わないで居るのはとてもストレスがかかります。かといって逆に言いすぎるとせっかくやってもらいたい家事を全くして貰えない。
では、いかにして夫婦喧嘩をせずに、気持ちの良い伝え方をすれば良いのでしょうか?
実は、このようなつまらない夫婦喧嘩を、少しでも減らすことができる魔法のような伝え方が見つかりましたのでこれを皆さんに紹介したいと思います。
夫婦喧嘩を減らす伝え方の極意:選択の自由を与える
家事をしなでゴロゴロしている夫に「これやってよう〜!」といっても夫婦喧嘩になるだけです。では、こんな時どうしたら夫婦喧嘩にならずに気持ち良く引き受けてくれるのでしょうか?そんな時は,
『掃除か洗濯物、どっちかお願いできる〜?』
と二択でお願いしてみましょう。
人は二択でどちらかを選択しなければならない場合は、思わずどっちかを選んでしまいます。そうすることにより、夫の口から『掃除の方ををやるよ~』と言って遣ってもらえるのです。
これは心理的に、自分で選んでいるといった満足感もあるようで、掃除も洗濯もどっちも嫌とは言い難いのです。
この方法は、いう事の効かない子どもにも通用します。例えば、自宅で子供がテレビばかり見ている時、なかなかやめようとせず母親の言うことを聞かない場合があります。
これを回避するためには2択にして伝えてみると
『〇〇ちゃん!ご飯にする?それともお風呂にする? 』
と聞くと、なんとテレビを見るのをやめるといいます。
また、同じようにゲームに夢中になる子供に『お風呂に入る?それともご飯を食べる?』と聞くと『お風呂に入る!』と言ってゲームをやめ始めました。
このように子どもに対しても、ストレートに夢中になっている事をやめろと言っても辞める事はしません。
こんな時は、お願い事を二択にすることで、子供もどちらかを選ぶと言う事から、手元が1回止まり自然に選ぶようになるのです。
親にしてみれば「ご飯を食べる」か「お風呂に入る」か、どちらに行こうとも母親のメリットになる形で行ってあげると、良い伝え方であり対処法となります。
この2択作戦は自分の夫にも使え、家事の中でも「洗い物」か「子供の世話か」のようにどちらを選ばれても妻にとっても助かるコツなのです。
夫婦喧嘩を減らす伝え方の極意:嫌いなことを回避する
妻が夫に何度注意しても守ってもらえないことがあります。それは何処の家庭でもよくある「トイレの便器の蓋を開けっ放しにしてしまう」ことです。
妻としては、出来れば座って小便をしてもらいたいところ・・・ですが、なかなか夫は聞き入れてはくれません。こんな時は、
『トイレの蓋って、開けっ放しにしていると金運下がるらしいわよ~』
と言ってあげましょう。聞く耳を持たない自分の夫が一変するかもしれませんよ。これは、夫からするとトイレの蓋を閉める作業は面倒なものです。
しかし、金運が下がる事はもっと嫌いな事となります。
夫婦喧嘩を減らすも、もめずに夫の悪い癖を治す解消法として、この伝え方をぜひやってほしい所です。100%に近いくらい回避できる有効な方法ですよ。
この夫婦喧嘩を減らすために「嫌いなことを回避する伝え方」は、この他にも
「部屋のドアを開けっ放しで出かけると、運気が下がるよ!」
と伝えたことによって、妻の悪い癖が治ったと言う事例もあります。
また常にスマホを手放せない夫に対し『スマホ使いすぎ!』とただ注意するだけでなく、
「スマホを使いすぎるとスマホ猫背で老けて見えるわよ!」
と伝えてあげることも効果的です。
そしてポストに迷惑チラシばかり投函されて困っている団地のお宅では、
「チラシお断り!不要なチラシ着払いで返送します」
とポストに書いた事で、その投函数が激減したというのです。チラシ業者としても『投函するのやめておこうかな?』と思うようで、嫌いな事の回避活用術として、一度遣ってみる価値はありそうですね。
夫婦喧嘩を減らす伝え方の極意:一緒にやってみない?
またせっかく家事をやってくれた夫に『洗濯物を取り込んでくれても、その後たたんでくれない』というもう1歩の所や、食器を洗っても「雑すぎ」や「すすぎ残し」などがあった場合など、下手なダメ出しをすると夫婦喧嘩の元となってしまいます。
こんな時、夫婦喧嘩を減らす有効的な伝え方は
『ねぇ~!もっと楽な方法があるんだけど一緒にやってみない!?』
と伝えてみましょう。
心理的に、人間は『一緒に・・・』と誘われただけで「それだけやってもいいかな」という気持ちになってしまうそうです。
この【一緒にやってみない?】という言葉を、幼稚園児のお片付け場面で検証すると、実は面白い結果が出るのです。
それは、いつものように先生から「みんな片付けをして下さ~い!!」と伝えると、片付けが終わるまで6分30秒かかります。
しかし、「先生と一緒にお片付けしましょう~」と園児達に伝えると、なんとその先生がその場を離れても片付けをし続け、わずか1分30秒で片付けが終了してしまいます。
これってすごい効果がある感じですよね。
夫以外にも、相手方に何かをお願いする場合、この『一緒に!』という言葉を付けてお願いしてみると、思っていた以上に期待できることもありますよ。