喫煙者の中で「今すぐ禁煙しよう!」と思っていても中々煙草を自力で辞められない人はどれだけいるでしょうか?
企業や公共施設では喫煙コーナーが廃止されている中、周囲からは『臭いがして嫌だ』と言われつつも「今さら辞めてどうする?」と思っている人が大半でしょう。
煙草を吸いたくなった時の対処法など多くの記事や情報が有りますが、その中でも私が自力で煙草を辞める!と思った時に行動した私自身の体験談を紹介したいと思います。
自力で辞める為に、煙草の種類を変え節煙してみよう
人間はこれまで、煙草を辞めるきっかけとなる理由として
- 病気が発症し医師に止められた
- 喫煙する場所が無くなった
- 子供が誕生するので家族のために辞めた
- 煙草の値段が高価過ぎて辞めた
など、様々な理由がありました。
しかしこれはごく一部の考え方で、理由もなく煙草を自力で辞めたという人は、ほんの一握りしか居ないのが現状です。
いくら自力で「明日から煙草を辞める!」という強い意志を持っていても、「吸いたい・・・」という気持ちは1日数回以上出現してしまいます。
取り敢えず「節煙のために軽い煙草に切り替え」、数日間いや1か月でもいいので吸い続けてみてください。
又は、思い切って電子タバコの「glo(グロー)」に切り替えてみるのも良いでしょう。何故なら
- 普通の煙草より安価
- 煙が少なく、臭いもない
- 連続して部屋でも吸える
というものです。
先ず臭くなく、周囲の人たちからも嫌がられないのがgloの利点でしょう。
但し、喫煙本数は今まで1日煙草1箱だった方は、1.5箱に増えるかもしれませんので要注意です。
軽い煙草や電子煙草に変更しても吸い過ぎないよう1箱に抑えましょう。
自力で煙草を辞める為に、周囲に宣言してみよう
「無意識の内に煙草を吸ってしまう・・・つい火をつけてしまった」という事は喫煙者であればよく経験することです。
でも、煙草を自力で辞めるのであれば、自分の気持ちの中できちんと禁煙開始日を決める必要があります。
例えば、新年に向けて「来年こそは・・・」と大晦日を境目に煙草を辞めるとか、「来月から絶対にやめる」と決定付けることが大事です。記念日とか自分だけが知っている日にちではいけません。
そして周囲の人たちに「私は〇〇から煙草辞めるんだ!」と宣言してみましょう。
会社の同僚や友人、または家族に話してみることが自力で煙草を辞める重要なアクションになるでしょう。実はこの行動、自分で抑えきれない気持ちを後押ししてくれます。
中には自分から宣言したとたん「煙草なんて絶対に辞められない!」と言ってくる友人も居るでしょう。
そう言われたら、悔しい気持ちから「煙草なんて絶対辞めてやる!」という意思が固まってきます。
また、自力で煙草を辞めると周囲に宣言したことで吸いたい気持ちが抑えきれず、どうしても隠れて吸ってしまう場合も出てきますが、それでも一日に煙草を吸う本数は抑えられてきます。
禁煙のコツ:煙草を隠れて吸ってみる
ここで禁煙のコツですが、隠れて吸う煙草は軽い煙草ではなく、強い煙草を吸うようにしてみてください。吸ったとたんクラクラして長く吸うことが出来ません。
そしてもし、貴方が男性なら奥さんに吸いたい気持ちが抑えられずに目の前で1本だけ吸ってしまうこともあるでしょう。でも、強い口調で言われても自分が一度煙草を辞めると宣言した以上、いつかは完全に辞めるんだという気持ちに切り替わると思います。
その時は我慢できなくてもストレスにならないようコントロールしてみてください。自然に後ろめたさが増して、奥様の前では吸いづらくなってくるでしょう。
煙草を吸いたい気持ちは禁煙開始後2~3日をピークに禁断症状が現れます。
個人差はありますが「たばこが吸いたい!という欲求」や「イライラして落ち着かない」「間が持たない」などという症状は2週間ほど続きますが徐々にその気持ちも緩やかに変化してきます。
煙草が吸いたいという気持ちは1日ずっと続くわけではなく、長く続いても5分以内です。
もし、どうしても吸いたい気持ちになった時は、煙草の代わりになるものをその場面ごとに事前に考えておきましょう。
例えば
- 朝起きて直ぐ吸いたい → 直ぐ洗顔する
- 食事の後の一服がしたい → 直ぐ歯磨きする
- 車に乗って出勤するとき → 大きい声で歌う
- 職場の休憩時間 → 職場の喫煙者と一緒に居ない
- 勤務中 → 適度に深呼吸する
- 飲み会の席 → 冷水を一気に飲む
など一例を挙げてみましたが、もし効果がなければ他の方法を考えて実践してみましょう。
愛する人の為にも自力で煙草を辞める
人間は何の理由も無く好きなことを辞めることは出来ません。
でも愛する恋人のためなら・・・家族のためなら・・・、という希望を抱くことです。
『私のために、辞められない煙草を自力で辞めてくれたんだ~』と感謝されることも大事なのです。
煙草も、始めたきっかけは他人の迷惑なんて考えて吸い始まっていないはず。
しかし一生に一度だけ愛する人のために辞めても損はないはずですよね。
自分の健康を心配してくれる家族がいるのであれば、一度禁煙活動に挑戦してみませんか?