大谷直子は孤独死という不安から今終活を真剣に考えている。
大谷直子といえば、主役をつとめたNHK朝ドラ「信子とおばあちゃん」では最高視聴率46.8%を記録。
その後も数々の話題作に出演し昭和の大女優とも言われた彼女ではあるが、
私生活では2度結婚と離婚を繰り返しシングルマザーとして3人の子供を育て上げた。
そして67歳となった大谷直子の現在は、子どもたちは皆独立し都心のマンションで一人暮らしをしている。
そんな大谷直子は今ある不安を抱えている。
病気になって初めて気づいたことで、一人暮らしと一人で死亡する孤独死への不安である。実は大谷直子は57歳の頃、悪性リンパ腫という病に侵され、余命3ヵ月の宣告を受けた。体重は33㎏まで激減し、死の縁をさまよったらしい。
それ以降、死亡説まで噂が広がってしまったほど深刻な問題。抗がん剤の副作用から、判断力が低下した大谷直子は、過去に400万円の詐欺被害にまであっている。
新しい抗がん剤の効果で奇跡的に元気でいるが、大谷直子は自分の孤独死に対しずっと考え続けているという。一人で死亡するというのは人間生きている限り遭遇することでもあるがその連絡方法が問題だ。
大谷直子は子供たちともほとんど連絡を取っておらず、平均2~3ヵ月は音信不通になる。それは、子供の生活やそれぞれの人生があるので、親でもある大谷直子としてはその生活に重心を置いて欲しいという願いからでもあるのでしょう。
よく聞く、近所づきあいもなく、1週間誰とも会わずに過ごすこともあるのでしょう。もし一人で部屋にいる時など、突然倒れたら・・・と考えると不安でしかたがない。
これは一人住まいしている若者にだって孤独死の不安はある。50代を過ぎたら特に考えざろうえない深刻な問題です。孤独死を迎える高齢者も年々増加しており、孤独で死亡する数は実に年間3万人もいる。
新聞記事でも、住宅地の中で孤独な最期(死亡)を迎えるとか、さけることのできない現実。そんな中、大谷直子は孤独死と正面から向き合いたいという。
大谷直子の孤独死への不安は今の生活部屋から始まる
一人暮らしでの死亡、俗に孤独死というと大谷直子のように一人暮らしが基本となる。そこで、もし一人暮らしで死亡した場合、故人の家財や遺品を整理する業者が必要になる。
都内でのある遺品整理の処分業者も1日約20件の受注、週のうち約2軒は孤独で死亡した現場らしい。部屋に残された家財製品は、新品の物やブランド品、さらに使える物は業者が買い取る。
遺品の買取相場は、1ルームで約5万円、1軒家で約10~15万円。買い取った金額が清掃代金から相殺されることになっている。大谷直子も家財道具はかなりあるでしょうから、それをどう処分していいのか今はわからないであろう。
処分業者が実際に立ち合った孤独死の死亡現場を精巧に再現したミニチュアを見ると超リアルである。
脱衣所と風呂場の温度差でヒートショックが原因で湯船で亡くなり、死後2ヵ月程経過しているもの。また、手の届く範囲で布団の上で生活をしていた50代の独身男性の孤独死の死亡現場では、4~5ヵ月経過しているものもある。
一軒家で一人暮らしを続け、近所の挨拶もせず周囲から完全に孤立するといった独身者の典型的な形。その結果死亡の発見が遅れ、近隣への異臭によって発見されたという。2~3ヵ月も子供たちと連絡を取っていない大谷直子にとっては他人事ではないようです。
孤独死した部屋の特徴と死亡した部屋の処理費用は
高齢者が孤独死する特徴として、死を覚悟した人は必要最低限の物しか残しません。
もし1ルームで孤独死になり処理費用を計算した場合は、5~10万円位かかる。
しかし、孤独死処理として150~200万円など
水増し請求(高額請求)をする悪徳業者もおりトラブルに発展しかねない。
大谷直子が孤独死を強く持った理由
大谷直子が当時59歳の頃、(2009-8-6)世田谷の大豪邸で亡くなり3日後発見された、女優大原麗子の存在が大きかったらしい。
大谷直子と大原麗子は30代の頃、ドラマで共演。大谷直子は大原に対して雲の上の存在。しかし、プライベートでは可なりフレンドリーの付き合いで、お互い憎まれ口を叩きながらも気を許す関係。
自宅では仕事の話や恋の話をするほど仲良しだったという2人でした。しかし、大原麗子は当時ギランバレー症候群を患っており、焼肉屋へ行った時は箸が持てないほどだったという。
このギランバレー症候群とは、筋肉を動かす運動神経に障害をきたし、手足などに力が入らなくなるという原因不明の難病である。いつも取り巻きに囲まれ、時代の中心だった大スターでも、最後は一人孤独の中死亡してしまう。
大谷直子は9年後、ようやく大原麗子の死を受け入れられるようになったといわれています。その後、孤独死とは言っても、死亡するときは誰でも一人。周りに誰かが居たとしても一人で死亡し旅立つのだからあまり可哀想という言葉ではくくりたくないという。
大谷直子が死亡説をぶっ飛ばすある老人ホームとは
大谷直子が一度行って見たいという老人ホーム、そこは入居したことで寿命が10歳延びるというところだ。
その場所は、NHKが特集を組み話題となった老人ホーム「油壷エデンの園」高齢者の楽園とも呼ばれ、入居者は平均年齢84歳。61~101歳の約460人が暮らす施設です。
施設の中は、コンビニ、美容院、大浴場、マッサージルーム、娯楽ルーム、家庭菜園まである。富士山を望める圧巻のオーシャンビューの中で食事を楽しめるという超豪華な施設なのである。
一人一人の部屋は、マンションと同じで広さは50平米1LDK 、部屋には緊急時の呼び出しボタンが4か所。玄関にはセンサーがあり12時間以上人間の反応が無い場合は職員に通知されるシステムになっている。
指先を使い、駆け引きで脳を活性化、認知症や老化防止に効果が期待できる麻雀施設。木彫りクラブ、切り絵クラブなど、指先や体を動かすクラブが34種類もあるから驚きである。
国の平均寿命よりも10歳若々しく居られるというのもおかしくないのである。しかし、このエデンの園はいったいいくらかかると思いますか。
入居一時金として頭金が3000万円~8000万円(部屋の大きさによる)、諸経費が毎月15万円でこの金額は年金の平均月額145,000円でまかなえる金額となっているらしい。
大谷直子も終の棲家と思って望んでいたらしいが・・・とってもハードルの高い金額である。いやいや一般の人だって手の届かない金額です。
大谷直子はこういう施設があると知った途端、急に元気になり『簡単に入らないぞ!』という意気込みでいるらしい。それはそうですよね。
まだまだこれからも芸能界で頑張り続けてもらいたい女優でもあり、大原麗子の分まで長生きしてもらわないといけません。
また昔のように、新しい恋を始めても良いのではないでしょうか。
一人で淋しく死亡していくであろう孤独死という問題は、一人住まいを送っている人にとっては無視できない重要な課題です。
皆さんも、今一緒に生活を共にしているパートナーを大事にし、いつまでも寄り添って生きていくことがとても大切になってきますね。