公園は子供の遊びや憩いの場としてとても必要不可欠な場所です。
都心でも公園というと子どもが遊ぶ唯一の楽しみの場所となり、公園に行けば友達の誰かに会えると、子ども一人でも気軽に出かけられます。
そんな公園に行く気軽さは子供にとって楽しい反面、完全に安心できない場所でもあります。
毎年のように子どもの連れ去り事件など、公園で遊ぶ子どもが犯罪のターゲットになってきています。
公園で遊ぶ子どもを犯罪に巻き込まれない為にも、親も子どもも安全な知識を知っておく必要も大切ですが環境作りもしてあげないといけません。
今回はちょっとした工夫を施すことで、公園で遊ぶ子供を犯罪から守る防止策がありましたのでご紹介します。
子どもが遊ぶ公園の「ある物」を変えただけで犯罪防止策になる
最近の子どもは、昔のように広場で道具を使って遊ぶ事も少なくなり、直に公園に子供らが集まり遊具を使って遊ぶのが主流です。
特に今や公園は、広々としているのではなく、植木や樹木で公園の内外から見えないほど囲っている所が未だに存在します。
犯罪の臭いのする不審者も、そんな危ない公園に目を光らせてしまったら、その公園に遊びにきている子供たちはいつ犯罪に巻き込まれてもおかしくありません。
公園で遊ぶ子どもを犯罪に巻き込まれない為にも、環境作りをすることが重要になってきます。
いくら母親が傍についていても、話に夢中になっている親の目線は子どもにではなく、ママ友に集中してしまう事も有り得ます。
そこで、公園にある物をちょっと変える事で、公園で遊ぶ子供を犯罪から守る防止策があるのです。
一般的に
- 公園出入り口の数を1か所にしてしまう
- 遊具の色を変える
- 公園の樹木を変える
などが考えられますが、それだけではありません。
公園で遊ぶ子どもを犯罪に巻き込まれない為の環境作りとは、
「公園のベンチの向きを変える」ことです。
遊具のある向きにベンチを置くのではなく、遊具に背を向けておくだけで公園で遊んでいる子どもを物色する犯罪者と目を合わせてしまうのです。
つまり、子どもの傍に居る母親はいち早くその不審者に気づき、連れ去りなどの犯罪から子どもを守ることができるのです。
目を合わせなくても、あそこにいる大人は子どもの親だと同時に犯罪者に認識される効果もあるわけです。
これは海外でも取り入れており、
既に防犯効果が認められており
遊具を背にしたベンチのある公園がたくさんあるのです。
意図して変えてる日本の自治体が無いのは
とても残念ですが、
予算のかかるものではありませんよね。
行政が率先して遣ることと同時に、
公園で遊ぶ多くの子どもを
犯罪から守らなければいけない事なのです。
このような海外で犯罪防止対策になっていることは、
日本でも一日でも早く実施してもらいたいものです。