早朝ランニングは朝の気持ちいい空気を吸って健康にもいいし、
時間も短時間で毎日行っても苦にならずメリットが多かった。
しかし、様々な研究結果により昔からの健康常識は間違いで、
早朝ランニングも今では危険なことがわかって来ました。
今の健康常識から考えると、昔は卵1日1個までと決まっていたが
今では1日5個食べても良く今までの健康常識は間違いです。
また、長年言われ続けてきたインフルエンザの予防には
「うがいが効果的」という事も昔の健康常識で、
今の健康常識では「うがいは無意味」と変化しています。
その理由として、インフルエンザウイルスは喉に付いたら
数分で体内に侵入してしまう事が新たに判明したからです。
このように昔常識とされてきた医療や健康法の中に、
年々研究が進んだことにより変化した事が沢山あるのです。
そこで今回は、昔と今とで大きく変わった健康常識の中でも、
早朝ランニングは健康だ!と昔の常識をそのまま継続していると
危険という理由をここで紹介します。
早朝ランニングの危険性とは
昔の常識から早朝ランニングは健康にいいと言われてきましたが、
今の健康常識では早朝ランニングはしてはいけない!
危険だということがわかって来ました。
仕事の影響で夜ランニング出来ないビジネスマンや、
ダイエット目的で痩せたい人など、
多くの人が未だに毎日朝早く起きて早朝ランニングしています。
ではこの早朝ランニングが悪いと言われ、
またその危険性とはいったい何故なのでしょうか。
昔の健康常識では
早朝ランニングすることによって、
血液の循環が良くなる、その結果脳が覚醒するといった効果があり、
体にいいと言われて来ました。
しかし、実は心臓をコントロールしているのは脳の中にある自律神経なのです。
脳が覚醒していない時に、激しい早朝ランニングをしてしまうと
心臓自体が暴走してしまう可能性が高くなるのです。
つまり、心臓の動きをコントロールして心拍数を上げ下げしているのは、
脳の自律神経が行っているからなのです。
そのため朝、脳が目覚めていない状態で早朝ランニングしてしまうと、
心臓の動きをコントロールすることが出来なくなります。
そうすると必要以上に心拍数が上がってしまい、
心臓に負担がかかってしまいとても危険なのです。
その結果心筋梗塞など突然死のリスクが上がってしまいます。
危険だと言われる早朝ランニングは、何時すれば効果的?
では、早朝ランニングは危険だと言うのであれば、何時すれば効果的なのでしょう。
今の健康常識では、早朝ランニングをする前に・・・
朝起きたらまずは食事を
先ず脳を目覚めさせるためにゆっくりと食事(朝食)を取り、
食事後最低でも1時間以上時間を空けてから
準備運動をして早朝ランニングをしましょう。
早朝ランニング前、起床後直ぐに行うと体の水分も寝ている間に
ペットボトル1本分の水分も失われている状態でもあります。
食事と同時に水分も必ず摂取することをおススメします。
また、早朝ランニングした後も午前中眠くなる場合もあります。
余り激しい運動で、学校や会社で眠くならないよう注意し、
運動量をコントロールすることも重要です。
くれぐれも危険性を考慮し、毎日の早朝ランニングを続け、
健康な体作りに励んでみて下さい。
少しでもお役に立てれば幸いです。