もし友達同士で喧嘩になったらあなたは仲裁に入って仲直りさせますか。
それとも友達同士の喧嘩だからといって放っておきますか。
今は昔のように街中や会社、職場仲間でも喧嘩した途端直ぐ警察に通報される為に、
殴り合いの派手な喧嘩は少なくなりました。
しかし友達同士となるとよっぽどの理由がない限り喧嘩は起きません。
今回はそんな大人の関係で友達同士喧嘩になった場合、
仲裁にはいた方が良いのかそれとも放っておいた方が良いのか解説します。
友達同士が喧嘩を始めたら仲裁に入る?それとも放っておく?
喧嘩の仲裁に入る派の意見
・喧嘩の雰囲気が大嫌いなので友達同士喧嘩が始まったら大声で仲裁に入って止める。
・楽しい席の中で喧嘩が始まるのが嫌いなので、
その喧嘩が始まる前に仲裁に入り別々に引き離して友達同士をタクシーに乗せて帰らせてしまう。
・友達同士が喧嘩を始めたら、一喝して友達同士を話し合いで仲直りさせる。
・友達同士だからお互い言いたいことを言わせ、暫くしてから仲裁に入り説得する。
このような意見がとても多いようです。
喧嘩の仲裁に入らず放っておく派
・友達同士に限らず喧嘩の仲裁に入りたいけど、
仲裁に入った自分も友達と一緒に殴られるのではないか、怖いので放っておく。
・殴り合いの喧嘩で万一どちらかの友達が死んでしまうかも知れないけど
「それでも仕方がない」と自分の命を優先に考える。
・友達同士の喧嘩で、仲裁に入ってる人間の仲直り台詞が退屈で、
喧嘩を止めると余計熱くなるから自然に収まるまで放っておく。
というのが仲裁に入らず友達同士の喧嘩を放っておく意見となります。
では実際、友達同士の喧嘩って仲裁に入った方が良いのでしょうか・・・。
友達同士の喧嘩は仲裁に入った人間が争いを激化させる恐れあり
人の感情が周囲に移る現象で情動感染というものがあります。
仲裁役に入ったはずの人間が友達同士(当事者)より
余計にエキサイトしてしまい、争い事を激化させる恐れがあります。
これは国際紛争を例にとっても分かるように、
当事国ではなく仲裁で入った国が全面戦争している場合があります。
本来中立する立場なのに、仲裁したせいで仲直りするどころか
逆に自分が相手から恨まれてテロが起きたりもするのです。
この事から友達同士のレベルでも喧嘩の仲裁に入らなければ
相手同士に悪感情を持つ事も無かったし恨みも買う事はないのである。
よくTVの警察ドキュメンタリー番組でも、酒場で友達同士の些細な喧嘩から、
仲裁に入った大人同士が殴り合いの喧嘩にまで発展し、
あげくの果てに警察に逮捕されるというシーンをご存知かと思います。
仲裁に入ったことで「恨まれる・悪者になる」ということになるので
喧嘩の仲裁は極力放っておいた方が良さそうですね。
喧嘩の仲裁役は8人に1人は怪我をする
また、友達同士の喧嘩は、両者の関係価値をどの程度だったら許されるのか
どのくらい言ったら謝って来るのか、その距離感を測っている行為でもあるのです。
そこに誰かが途中で仲裁に入るという事はそこを遮断してしまい余りいいことではありません。
上記意見の中にも「仲裁に入った自分も友達と一緒に殴られて怖い・・・」とありましたが、
同性異性のもめ事や喧嘩で仲裁に入って痛い目に遭っている大人も8人に1人はいるのです。
恨まれる、悪者になる、更に顔面を骨折するなど痛い目どころではなくなってしまいます。
もしかしたら友達同士の喧嘩で一緒に居た事により同罪になる可能性も出てきます。
大人として中立を守り、仲裁に入る前には穏やかな冷静な気持ちで対応した方が良いようですね。