男性が恋愛感情を表現する場合、好きな女性にはすぐバレるといわれています。
心理学的に男性の場合、恋愛感情は女性に対し体目的の場合も考えられ、相手の本心を見抜くのはとても難しい事が多いようです。
それは本能による行動も含まれており、それが女性としては恋愛なのか、体目的だけなのかは根本的に違いがあるので見分けなくてはいけません。
あの人はいったい何を考えているのだろう?どうしていつも冷たいの?親しくするにはどうしたらいいの?など恋愛をする人であれば誰もが自分のことをどう思われているかとても気になります。
人間は誰でも人から嫌われたくないし、良いところはもっと認めてもらいたい、誰しもがそう思っています。
それだけに恋愛に気を遣いすぎたり、探り合いや、ねもはもない噂話に気を揉んだりしてお互いの溝を深めてしまうのです。
人間関係において、多くの人達が気付かないまま混乱してしまうのは、個人個人の根拠のない憶測や自分の勝手な妄想によって判断してしまうからとも言われています。
では、どうしたら恋愛をする上で相手の本心を見抜くことがでしょう。
それは、人間の心や考え方は全て脳の働きによって左右されるという事実を知っていれば、不確かな憶測に惑わされる事は少なくなるという事です。
その上、人の言動は脳によって支配され動かされているので、もし自分に対し親し気に近寄ってくる人が居ればその本心を見抜く事が出来、恋愛も上手く行くはずです。
今回はそんな自分の恋人にしたい相手に対し、人間の行動の仕組みを脳科学と心理学の観点から解説していきます。
相手の本心を見抜くより本心は見抜けないと前提にした方が2人はうまくいく
心理学や恋愛の専門家であれば、相手の細かい仕草などから本心を見抜くことも可能でしょう。
例えば、口角を上げて笑顔を作っているのに何故か目の周りの筋肉が動いていない、不自然なほど爽やかでとか。でも、素人がこうしたことをいつも考えリスク回避ばかりしていると、到底誰とも恋愛は出来ません。
もしあなたがある女性に興味を抱いたなら、まずは近づいてみることです。ただこの女性はヤバイと感じた時にいつでも退避できるよう、心の余裕は残しておくことです。
入ったら最後逃げられないということにならなければ、どんな女性と付き合っても大丈夫です。心理学上、女性でも男性でも「この人の本心は見抜けない」という前提で迫って行った方が、2人の関係はうまくいくのです。
恋愛は、相手に100%の愛情を注いでもあなたに魅力を感じない
自分の事を相手によく知ってもらいたい!好きだという愛情を伝えるのは、心理学的に好きな相手には自己開示を行うという事が分かっています。
特に男性は女性よりもよく自己アピールをしがちで、女性を勝ち得たいと思う気持ちから本能的に他の男性よりも自分の方が優れている事を自慢したがります。
しかし、恋愛中のあなたが相手に対し愛情を100%注いでいたら果たして相手も100%それに応えてくれるでしょうか。
実は、相手はこの人から100%の愛情が得られると分かってしまうと、実際に愛情が得られた時に脳にある報酬系が働かず、快楽物質であるドーパミンが余り出ないのです。
これにより、あの人の所へ行っても快感が得られない状態となり、徐々に魅力というものが薄れていってしまうのです。脳にはこのような困った働きがあり、100%のものを与えてくれる相手には、人ははまらないのです。
心理学的にいつも好きだ好きだと言っていると相手はうざくなる傾向にあり、しまいには会ってもくれず、着信拒否すらしてしまうのです。
毎日でも会いたい・・・でもそれは相手にとって逆効果という事に全く気づいてない男性陣がとても多い。
恋愛をしていく上で、心を見抜くことが逆に見透かされてしまわないよう、70~80%位の愛情を注いで上げたほうが上手く行くようです。
恋愛相談を持ちかけてくる女性は、あなたにアドバイスなど求めていない
女性が恋愛の悩みや愚痴を口にした時、それを聞いた男性は「何とかしてあげよう」と考え、懸命に解決策を提示します。よく学生時代に好きな女性から恋愛相談を受けると『もしかしたら俺の事好きなんじゃないか・・・』と妄想したものです。
しかし、女性は「ただ聞いて欲しいだけ」で、本当は解決策など求めていないのです。男性が提示する解決策は心理学上、むしろ女性の望みに逆行してしまうのです。
『そんなことを言って欲しいんじゃないの!!』
『全然わかってないじゃん!!』
などと言われ、男性が一生懸命説明すればするほど現代の女性のイライラ感は募り、逆ギレまでされてしまいます。
本心を見抜く上で、ただひたすら『うんうん』と相槌を打ち、右の耳から左の耳に流すくらいの感覚で聞いてあげればいいのです。但し、彼女の話の内容はキチンと聞いてあげた上で相槌を打ってあげましょう。
ベタベタ過ぎる女性ほど、恋愛は急に冷める可能性が高い!?
恋は盲目とばかりにとても熱くなり周りが見えなくなってしまうのは、心理学的よりも脳科学的に考えても男性よりも女性に多いという傾向にあります。
脳にはそういったシステムが出来上がっているからです。
女性にとって妊娠や出産は生命維持的にリスクが高く、合理的に考えると子供は生まないほうがいいという結果になってしまいます。
しかしそれでは種が残せないので、冷静な判断を麻痺させ「この人の子供が欲しい」と男性を愛するよう女性の脳はできています。
でもそれはただ女性の脳が一時的に麻痺しているだけで、いざ冷静になった時に「なんでこんな人に・・・」という逆の振れ幅も大きくなります。
恋愛の上で相手の本心を見抜くためには、女性がいつまでも熱いと思ってはいけません。
恋愛の傷を癒す為に一番いい方法は「無理に忘れようとしない」こと
遅すぎた春・・・恋愛には出会いが有って別れもあります。
女性から裏切られたり騙されたり、相手から与えられた傷は自分自身が失敗するよりもはるかに深いものになってしまいます。
自分の意志で早く忘れようとすればするほど「なぜかやっぱり忘れられない」という矛盾に苦しみ、必ずと言っていいほど意志の力が負けるのです。
心理学的に考えると、そんな時はむしろ向き合って過去の評価を変えてしまう事です。
あなたが受けた酷い出来事自体は変えられませんが、それが自分にとってどんな意味があったのかという評価はいくらでも変えることができます。
「最悪だった」だけで終始するのか、それとも「傷ついたけどお陰で自分の悪い部分が見えた」と感じるのか。
恋愛の評価を変えただけで、あなたは今後成長し、相手の女性の本心を見抜く為に同じような目に会わなくて済むかもしれないのです。
その苦しみから逃れるために必死に忘れようとするよりも、いつでも思い出せるようにしておくことの方が、実は大事なのです。
もちろん無理に忘れようとしない為に、直ぐに新しい恋人を見つけられる人などは、とても楽に忘れられるものですけどね。
恋愛相手でどんな人と出会うか、選択技が違うだけでその確率は皆一緒
「私、男運がないんです〜」と嘆く女性に限って「そういう人ばかり寄ってくるんです〜!」と訴えている声をよく聞きます。
恋愛をする上でどんな人と出会うのか、実際その確率はみんな同じで、実は気が付いたら自分がそういう人ばかり選んでしまっているのです。
「友人は素敵な人と付き合うことが出来るのに、私はそうでは無いの?自分がそういう人ばかりを選んでいるのだ・・・なぜそうしてしまったのか・・・」と気付いた時、あなたの恋愛観は今後変わっていくでしょう。
フラれた腹いせに「あの人を見返してやりたい!」そう考えるのは相手の思うツボ
恋愛していた男性が彼女にフラれ、「自分を振った彼女を見返してやりたいから」と物凄く仕事を頑張っている男性がいました。
更に別な男性は、元カノが羨ましがるほど趣味にお金を掛けて、それを自慢げにSNSにアップしている人もいます。
これは『やっぱり彼についていけばよかった・・・』と後悔させたいという想いから起こる心理学的行動。
気付けない人も多いのですが、そうしたからといって女性は男性の所に戻って来るなんてあり得ないはずなのになぜか頑張ってしまう。
フラれた相手の基準で自分の人生を見てしまっていて、元カノにコントロールされていることになります。
しかも、彼女はその男性のことなど既に忘れられています。
まるで一人芝居のように自らコントロールされ、無駄にお金や労力を使うなど二重にバカバカしいことをやっているわけです。
心を見抜く上で大事なのは、そういう自分のスタンスを早めに変えてみることで、さもないといつまでもたっても彼女への恨みの感情は消えませんよ。
恋愛で相手の心を見抜くための血液型占いは無意味
「あいつはB型だから常にマイペースだよ。」
「あの子はO型だから大雑把な性格だよ。」
「いかにもA型らしい仕事ぶりだね。」
「AB型は二重人格だからなぁ~」
日本人は血液型占いが大好きで、それによって性格や相性を判断する書籍もたくさん出版されています。
実は、血液型と性格の関連性を調べるための研究は、日本やアメリカを中心に大真面目に何度も行われています。
しかしその結果「血液型と性格には関連性は無い」と明らかになっており、この血液型で相手の心を見抜くには不適切なのです。
実は、それはもしかしたら「あなたはA型だから・・・」「やっぱりAB型だと思ったよ・・・」などと言われ続けているうちに記憶に刷り込みがなされてしまっている恐れがあります。
それにより、我々はその血液型らしい振る舞いをしてきてしまっているという一面があるのかもしれません。
恋愛においてもそうですが、血液型で人を判断しようというのは知的な態度ではないので控えていた方が無難のようですね。
恋愛にルールを決めようと言う人はうまくいかない
現代のカップルや夫婦には「お互いにこうしようね!」というルールを設けたがる人と、そうでない人たちがいます。
愛情から来る行為として、きちんとしたルールを約束した人ほど2人の関係はうまくいきそうな気がしますが、実はそうではありません。
特に3つ以上ルールがあるカップルは、相手にむかつく回数がぐっと増え、心理学や脳科学では破綻しやすいことがわかっています。
人間の脳には、約束が守られている事にあまり強く認識しないのに対し、約束を破られた事については深く印象に残るように出来ています。
その結果、男女問わず相手を責める機会が多くなってしまうのです。
所詮100%守れないルールなら、初めから作ることはやめておいたほうが無難です。
人間関係の環境を変えると、不思議と運命も変わる
あなた今手にしている運命はとても幸せなものですか?それとも不幸なものでしょうか。
今のあなたが手にしている幸か不幸かは、これまであなた自身で選択してきた結果です。
運命というと将来どうにもならないもののように考えてしまいがちですが、これから先の選択技を変えることによって、運命はどのようにも変化していきます。
ではその運命の選択技を変えるにあたって一番手っ取り早い方法はどんなことでしょうか。
それは、人間関係を変えるだけです。
例えば、友達を変えるだけで遊びに行く場所も、食べるものも変わります。
必然的にいろいろな人との出会いもあり、あなたの運命も徐々に変わって行きます。
今無職の人は、職場が変わるのですから自ずと人間関係も変わってきます。
もちろんパートナーもしかりで『本当にこの人と一緒にいて良いのだろうか?』と思いながらズルズルと引きずっていると、終いにはあなたの運命に影響が出てしまいます。
『あの時別れておけばよかった・・・』などと後悔して愚痴をこぼす人が多い世の中です。
おもいきった判断がいい方向にあなたの運命を変えていくのです。
特に、恋愛相手の本心を見抜けない人にはこれが大事になってくるでしょうね。
脳科学や心理学をもとに相手の本心を見抜くことができれば、今までよりもずっと深いところで人間を理解できます。
もちろんパートナーにおいても、その心に合わせた行動を取ることで恋愛を成就させることが可能になってきます。
相手の本心を見抜くには高度な心理学や脳科学の知識が必要になってきます。
しかし、ちょっとした触りを知っている事で、仕事や恋愛、人生そのものにおいてあなたと周囲の人との関係性を幸せなものにすることでしょう。