葬儀関係

新聞のお悔やみ広告、内緒にしていたのになぜ?

投稿日:2018年2月3日 更新日:

大切な方が他界した時、周知する方法に新聞を利用した「黒枠広告や記事」があるのをご存知でしょうか。

一般には「お悔やみ欄」とも言います。「お悔やみ広告」はあくまで広告の為スペースに比例し有料となります。

他方「記事」は新聞社の判断によって記載するか否かを決定するので基本的には無料とされています。

一昔前までは有料のお悔やみ広告しかなかったのですが、近年は新聞社が葬儀社と提携し、有料と無料の両方をオプション品として扱っている傾向が強くなってきました。

Sponsored Link

新聞のお悔やみ広告は、葬儀を利用した葬儀社の宣伝効果?

実はこのお悔やみ広告(お悔やみ欄)、地域によっても呼び方や有料無料の違いはあっても、自然と葬儀社の利益となるのです。

決して新聞社からのマージンなんてものは発生しませんよ。

そのからくりは、一般にお悔やみ欄に故人名や住所、喪主の名前が掲載されることによって弔問客が増加します。

それは弔問客は新聞の広告や記事(お悔やみ欄)を見て葬祭会館等に訪れます。そうすると自然に香典数が増えます。

お悔やみ,広告,新聞

それに比例し香典返しの数も10個20個と増え、最終的には葬儀社の売り上げに繋がる・・・というものです。

特に葬儀場所が「〇〇葬儀会館」と掲載されれば、黙っていても葬儀社の無料広告塔となるわけですから、掲載したい気持ちも理解できますよね。

私も昔は施主との打合せで、無料掲載だから出した方がいいですよ・・・とよく営業していたものです。

だってそうですよね。ある意味弔問客が増えることによって香典数が増えれば、施主側もプラス勘定にもなるわけで、これは誰も損をしないシステムともいえます(汗)

Sponsored Link

お悔やみ広告の掲載の仕方で、大事な人の弔問に行けない

しかし近年では、無料のお悔やみ記事(お悔やみ欄)は出しても、個人情報を隠すために、自宅の電話番号や住所も〇〇町〇〇だけで枝番までは載せないという変わった現象も起きています。

それは後日、仏具屋や互助会勧誘のDMが数社から届き、勧誘の電話がひっきりなしにかかってきて、施主にとってはうっとうしいというのがその理由の一つになっています。

時には、葬儀社との打合せで掲載しない約束であったのに、あたかも葬儀担当者がミスしたように取り繕い、勝手にお悔やみ広告(お悔やみ欄)を載せたりする酷い葬儀社もあったりします。

掲載されたことによって「いちいち挨拶回りをするのが面倒だから会社には内緒にしていたのに・・・」と葬儀社と施主様との間でトラブルに発展したということも数件聞いています。

こんなつまらないトラブルに巻き込まれないよう、読者の皆さんも慎重に打合せをしていただけるようお願いしたいものです。

-葬儀関係

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

葬儀中にいびき?体を揺すったらとんでもないことに

葬儀中の遺族や親族は連日の疲れや接客対応で睡眠不足、その上ストレスも溜まってしまうようです。 しまいには具合が悪くなり倒れこんだりして葬儀中アクシデントにみまわれる事もあります。 突然のアクシデントい …

水難事故にあったら・・・葬儀社の最も難しい扱いとは

水難事故は思いがけない事故の一つとして取り上げられています。 海川における水難事故を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 しかし日本人の水難事故は最も多い不慮の事故として自宅の風呂という思いがけ …

葬儀費用ってこんなに高いの?知っているだけで得する節約術

葬儀は結婚式にも似て一生に一度っきりの行事です。 ゆっくり検討している時間も余裕ない、葬儀社の言われるがままに打合せが進んでしまう。 そんな声を聞いた事ございませんか? 実際、家族の大切な方が旅立たれ …

病院に引き取りに行ったら・・・あり得ない葬儀ハプニング

病院に引き取りに行ったらとんでもないハプニングが発生してしまいました。 これは私が過去に葬儀社に勤務仕立ての頃、初めてやらかしたハプニングの1コマを紹介します。 病院で大切な方が旅立つと、依頼を受けた …

無宗教の葬儀、中身を知らないと損する?

無宗教の葬儀(無宗教葬)、初めて耳にする方も多いはずです。 時代が変わればやり方選び方が変わる世の中になり、最近ではこの無宗教で葬儀をする方が増えている傾向にあります。 それはなぜ。ご承知の通り日本で …

ブログ運営者:大林いっせい

平凡サラリーマンから冠婚葬祭コンサル業として起業。気が付けば人生の折り返し地点。WEBに興味を持ち始め日々大きく変わりゆくこの時代に目を奪われている昭和生まれの編集者。需要が求められて行く現代社会。人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事などを何でも書き綴っていこうと思います。末永いお付き合いをお願いします。

フリーランス/フューネラルコンサルタント