葬儀関係

昔街中を派手に走っていた宮型霊柩車、どこに雲隠れしてしまったの?

投稿日:2018年2月5日 更新日:

昔、街中を金ピカど派手に走っていた宮型霊柩車、最近では全くと言っていいほど見かけなくなりました。

私も葬儀社勤務だった頃は、車種も国産宮型霊柩車(クラウン)やアメ車で有名なキャディラックやリンカーンの宮型霊柩車を毎日のように運転していました。

キャディラックはバンパーがごっつくて車体もデカい。

宮型ですから前から後ろまで屋根には金の竜飾りを載せ、街中を走っていると遠くからも目立つので、すれ違う車からとても視線を浴びていましたね~(笑)

Sponsored Link

あの宮型霊柩車どこに行ってしまったの。廃車?隠し倉庫?

かつて、昭和の時代には当たり前に走っていた宮型霊柩車は、火葬場を新設する際に自治体、地域住民に出入りを反対され出入り禁止になった事で全国的に見直しが行われました。

それにより今まで葬儀社独自で保有していた宮型霊柩車は洋型に改造したり、宮型霊柩車を下取りし洋型霊柩車を新車で購入する方向に変わってきました。

読者の皆さんは知らないと思いますが、元々宮型も洋型も、国産で初めから作っているわけではなく、先ずは車両を購入し専門業者により屋根からボンネット付近まで切り取ってしまいます。

その後金ピカの御宮や洋型の革張りに改造していくのです。

霊柩車

宮型霊柩車が生まれ変われたら、葬儀も変われるの?

国産車の場合だと大きい棺箱(柩)が車輌サイズ不足で入らない為、シャシから30~50㎝伸ばす改造もありました。

キャディラックやリンカーンなどは運転席から後ろのトランクまでが長いので車体改造なして御宮など載せられるわけで、そのせいか外車が多かったのでしょうね。

そして昔の宮型霊柩車はというと、車輌自体がまだまだしっかりしていれば、宮型を外し洋型に改良出来るわけで。

そうすればコストも安く済むのですが、葬儀社は新しいものが好きです。

改造するくらいならこの際だから洋型霊柩車の新車にしちゃえ~と購入ラッシュが始まりました。

いやいや葬儀社が新しい物好きは間違いでしょうか?

新しい物を入れると葬儀をするお客さんが喜ぶのです。

その喜んだ姿を見て葬儀社が満足げになると言った具合ですね(汗)。

Sponsored Link

宮型霊柩車から洋型霊柩車へ、動かないのはもっと無駄!

昔の外車は今はもう廃車してなかったり、国産のクラウンクラスだと改造したりして今も走っているかもしれません。

現在は宮型を作る職人さんも減ってしまったり、コスト面で葬儀社が持ち続けることが困難であること。

そして近年家族葬など小さいお葬式が増え、宮型霊柩車どころか洋型霊柩車も利用しないというのが現状です。

病院から自宅まで搬送するバン型霊柩車を、火葬場にも使用するというお粗末な風習は今後どうなっていくのか不安要素がいっぱい。

私なら葬儀規模大小に関わらず葬儀社の看板と思って「お客様にはセット料金で利用して頂く」・・・そんな、ほのかな思いを抱いています。

だって動いていても動かさなくても高い税金払うなら同じこと・・・動かしてもっと喜ばせて上げましょう!

-葬儀関係

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

病院に引き取りに行ったら・・・あり得ない葬儀ハプニング

病院に引き取りに行ったらとんでもないハプニングが発生してしまいました。 これは私が過去に葬儀社に勤務仕立ての頃、初めてやらかしたハプニングの1コマを紹介します。 病院で大切な方が旅立つと、依頼を受けた …

葬儀トラブルから学ぶ、マル秘解決方法とは

人生一度の葬儀、あってはならぬ葬儀トラブルは散見されているのが現状です。 しかしトラブルは葬儀であれ何であれその解決方法を知っておくだけで未然に防ぐことができます。 特に葬儀トラブルは大きな損害を出し …

あり得ないトラブル

葬儀で絶対にありえないトラブル!遺体の取り違えを簡単に考えている葬儀社とは

葬儀業界ではあり得ないという言葉は基本中の基本。 これは、間違いを起こさない・取り返しがつかない・あってはならぬ、など同じ意味で解釈しています。 そんな中、葬儀の火葬であり得ないトラブルが発生していま …

無宗教の葬儀、中身を知らないと損する?

無宗教の葬儀(無宗教葬)、初めて耳にする方も多いはずです。 時代が変わればやり方選び方が変わる世の中になり、最近ではこの無宗教で葬儀をする方が増えている傾向にあります。 それはなぜ。ご承知の通り日本で …

葬儀のマナー、100年後お墓参りもビルに変わる

葬儀のマナー、昔からのしきたりや作法、お墓参りの仕方など、100年後まで守っていけるのでしょうか。 葬儀儀式も10年周期で新しいシステムに変わってきています。 特に最近都心部や檀家数が多いお寺では、墓 …

ブログ運営者:大林いっせい

平凡サラリーマンから冠婚葬祭コンサル業として起業。気が付けば人生の折り返し地点。WEBに興味を持ち始め日々大きく変わりゆくこの時代に目を奪われている昭和生まれの編集者。需要が求められて行く現代社会。人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事などを何でも書き綴っていこうと思います。末永いお付き合いをお願いします。

フリーランス/フューネラルコンサルタント