今から32年前1986年「男女7人夏物語」の共演がきっかけで結婚したさんまと大竹しのぶ、当時の年齢は明石家さんまは31歳、大竹しのぶは29歳の若さ。大竹しのぶがドラマの中で「私のこと好き?・・・」とさんまに何度も何度も迫っていたシーンは今でも懐かしい。
そのさんまと大竹しのぶはTV共演中、これまでの次から次へと嘘を重ねてきたさんまに対し、未だに「どこにホントがあるの?」と大竹しのぶが連発。
そんな2人が結婚していた時代を振り返り、思い出話と夫婦漫才を披露していたが、「キライナヒト」デュエット中に、乃木坂46が感動の涙を流していた。そのワケとは・・・。
さんまと大竹しのぶ、離婚から25年結婚生活の実態が判明
さんまと大竹しのぶが今回共演し、結婚生活のエピソードを公表した。
その中でも、さんまと大竹しのぶが結婚して新居を建てる前、真っすぐ伸びると信じていたシャラの木は、分れないはずの枝が分れてしまった。
その伸びた枝は寝室まで到達。台風が直撃した時、その伸びた枝が寝室の窓ガラスを突き破り、エライ騒ぎだったという。
そこでさんまは、
「離婚しよう~!この人(大竹しのぶ)と一緒に住んでいたら〇〇されるわ~」と暴露。
また、オーストラリアの別荘でも、鳥が窓に突き当たって死んでしまうというエピソードもあったという。
その鳥を見ると1年間幸せになれるという縁起のいい鳥なのに、さんまと大竹しのぶの仲を予告するかのような出来事もあった。
立て続けに起きた騒動に、
さんまもギャグで「幸せになれよ~~~あ~~~~!」と懐かしみながらも幸せな時代を可笑しく2人で語り合う。
さらに離婚会見時のエピソードでは、さんま自身で書いた左額に×印を、どの記者もその×印の意味に気づかなかった。
気づかないまま離婚会見が終了してしまった為か、さんまが自ら記者に声を掛け、その×印を説明したらカメラマンが何十人もさんまの額目がけて写真を撮りまくったという珍騒動。
当時「バツイチ」という言葉は有ったというが、さんまの離婚会見によってこの「バツイチ」という言葉が有名になった。
バツイチは、男性・女性の区別無く1度は結婚したものの離婚して現在独身である状態のこと、一度離婚した経験を持つ人のことを指す俗称。1992年9月、明石家さんまが大竹しのぶとの離婚会見の際、額に『×』を記したことから急速に浸透し『現代用語の基礎知識』1993年版にも若者用語として掲載された。
だが、離婚会見に着ていたさんまの洋服は、なんと大竹しのぶが洋服を選んでアイロンがけをしていた事を記憶していたという。
さんまは大竹しのぶに「だいぶ遅れたが有難う~」と感謝の言葉をかけるが、結婚時代の仲の良さを見せつけられたようだった。
さんまと大竹しのぶ、離婚はしたが本当は仲良しだった?
子育てに追われていた大竹しのぶにとって、音楽を聴く暇もないくらい「子育てと喧嘩の毎日」だったという。
そのせいか子供が好きなトトロの曲とそのシーンを真似た子供のIMALUとの辛かった思い出がさんまの口から零れる。
そんな忙しかった結婚生活を振り返るかのように、さんまと大竹しのぶは夫婦時代の爆笑エピソードソング「キライナヒト」をレコーディングしていた。
「キライナヒト」の作詞作曲は、大竹しのぶと子どものIMALUも大ファンという高橋優。なんと、さんまと大竹しのぶの会話や喧嘩、漫談・漫才など遣り取りの次元が違うことに目を付け、社会的メッセージ抜群の意味で直にアドリブを入れる事を決定づける
高橋優は事前にデモテープでフレーズを何点か素材を作成していたが、レコーディングでさんまに「自由にやって!」と指示。
本来ラブソングを作ろうと思ったらしいが離婚されている事情から、「人間愛としての超越した究極のラブソング」に仕上がったと自負していた。
「なんやねん」から始まったイントロは、さんまのオリジナルとして収録されたのだ。
この曲を歌うことに躊躇った大竹しのぶは、夫婦間の事を綴った曲歌うのやだなあ~と思っていたらしい。
だが、みんなを笑わせて人を幸せにさせる力は「さんま」の生き方に合っているという。
さんまと大竹しのぶ、高橋優の3人で「キライナヒト」歌と漫才が同時進行する。
例え鳥が窓を打ち破っても、シャラの木が分れようとも、哀しみを笑いに変えている所が生きるヒントになるのではないだろうか。
♪心のどこかで分かり合っている
♪傷つけあったり 手を取り合ったり
♪それもつながり サヨナラさえも 笑いあっている
さんまと大竹しのぶのデュエットを聞いていた乃木坂46大園桃子(18)は、2人の歌を聞いていて感動の涙を流していた。
嫌な世界がたくさんある中で、形として離婚はしているけど、人間はこんなにも愛し合えるんだなぁ~と、さんまと大竹しのぶの人間愛に感動したらしい。
こんなことから、
「さんまに感心されても嬉しくない」と言っている大竹しのぶですが、喧嘩する程仲のいい夫婦とはこういう姿なのかとつくづく感じました。
一方で、離婚はしたものの口喧嘩さえなければ、本当は仲良しだったのではないかと羨ましくも思います。
みんなを笑わせて、人を幸せにさせる力のあるさんまさんにも、今後も芸能界更なる活躍を願っています。