大林素子は元女子バレーボール日本代表のエースアタッカー。
1967年6月15日生まれの50歳
現在は、スポーツキャスター・タレント・女優・モデルでもある。
その大林素子が今回、
女子バレーボールの大会であれだけはしゃいで体力消耗しないのかと疑問視する声に日本代表選手として裏話を公開する。
はしゃいでいる時間が長いのは女子バレーボール日本代表だけ?
日本を代表する競技の中で、点が入ってはしゃいでいるのはバレーボール以外にも数多くあります。その中で1試合の中で最も長い時間、はしゃいでいるのはどんな競技があるのでしょうか。
野球
点が入るとハイタッチをして存分にはしゃぎだします。1試合どれだけはしゃいでいるか調査した結果、2017年WBC日本VSオーストラリア戦の日本人の総はしゃぎ時間は3分26秒
サッカー
2017年東アジア選手権日本VS韓国戦の日本人の総はしゃぎ時間は 32秒。サッカーはたの競技に比べると特典が入りにくいスポーツなのではしゃぐタイミングが少ないかも知れません。
バレーボール
2015年ワールドカップ日本VSドミニカ戦の日本人の総はしゃぎ時間は16分53秒と圧倒的にはしゃいでいる(笑)特にこのバレーボールは、はしゃぐタイミングがとても多いのです。
大林素子はこの件に関して、例えば
- スパイクが決まった時
- ブロックが決まった時
- 試合が始まる前
- 選手交代の時
- ミスをして相手に点を取られた時
といった他の競技では比べものにならないくらい、はしゃぎ過ぎているのです。
バレーボールの、はしゃぎ過ぎは体力の消耗にならない?
バレーボールでも点数が入り、喜んだりはしゃいだりすることは素晴らしいことです。サポーターも視聴者側も元気を貰えるのでいいことなのです。
しかし一番心配なのは選手の 体力の消耗です。
バレーボールの試合中、圧倒的にリードしている時だったら問題ないと思うが、接戦になった時って勝敗に影響しないのだろうか。見ているとプレー以外の行為として、結構な消費カロリーを損失していると感じるのだが、実際はどうなのでしょうか。
はしゃがなければもっと勝てるのでは?と思い、実際に「はしゃがなかったら」どうなるのか検証してみた結果
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通常通りはしゃいで試合を実施
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一切はしゃぎを封印して試合を実施
すると、一切はしゃぎを封印して試合を実施した方は、点が入っても声を出さないので、
「つまらなそうに見える」ということでした。スポーツとして、見ている側もはしゃいでいないバレーボールは致命的なくらい面白味がなかったです。
バレーボールは1・2・3と回転数が早いせいではしゃぐ回数も多い。これが国技の相撲だったら「ガッツポーズしただけであんなに怒られる」のと比較したら言語道断ですよね。
それに比べバレーボールはあんなにはしゃげるのは異例なのでしょうか。
はしゃぎ過ぎは、女子バレーボール日本代表の作戦が・・・
元女子バレーボール日本代表の大林素子によると、バレーボールのはしゃぎすぎに関して、あれははしゃぎすぎではなく喜んでいるだけと強調する。「はしゃぎ」と「喜び」はチョット違うらしい。
バレーボールがはしゃぐ理由
- 1点1点喜んでいる間に作戦を確認し合っている
これはポイントが入って喜んでいる間、コートの真ん中に集まり作戦や指示ができる。よく見ると実に笑いながらも、きちんと喋っているようだ。
- 「チームが盛り上がっていること」を相手に見せてつけている
これは相手にプレッシャーを与える作戦でもある
- テレビ中継でバレーボールがSHOW化
テレビ中継も新時代の影響からSHOW化して、はしゃぎが倍増したのではないだろうか。これは大林素子の現役時代から始まった、バレーボール試合前の選手紹介でワ~と言われながら入っていくシーン。昔は無かったが、今は無理にでも大胆にアピールしないといけなくなってきたらしく、そんな愛想良くする演出も正直入っていたと大林素子は語る。
バレーボールでは、失敗が続いた選手がいても次の選手が点を取れば「ありがとう」という思いで気遣いなくハイタッチしている姿が印象的。はしゃぐ=喜ぶ って大事なんだなあと改めて分かった気がしました。
大林素子も現役は引退してもバレーボールを語らせると目がキラキラしているのがよくわかります。それだけバレーボールをこよなく愛しているのでしょうね。
これからも女子バレーボール日本代表の皆さんも存分にはしゃいで下さい!
今後の活躍を心からお祈りしています。