今と昔では、小学校の教育の中でも変化や違いが沢山出てきています。
小・中学校はノーチャイムが増えていたり、理科・社会の教科が生活科に変わり学習内容に違いが出てきていたりしています。
また、将来には教科書から坂本龍馬が消えるなど、学校教育の今と昔では大違い。
昔懐かしい缶切りや栓抜き、やかんに至るまで学校では教えてくれなくても、その存在すら今の子どもは知らないのです。
今回はそんな昔の小・中学校にあって、今の学校にはもうないものや変化したものなどを取り上げ、そこにどんな問題が発生するのかその違いをまとめてみました。
今と昔の違い、小学校の授業で理科・社会が生活科に変わったそのわけとは
小学校1・2年生は昔からあった理科と社会が合体し、今は生活科という新しい教科が誕生したことは皆さんもご存知の方も多いと思います。
学校の教科だけが変わっただけでなく、今の新しい教科で内容や考え方にも違いが出てきています。
今の生活科は、
植物を育てたり昆虫を飼育したりして理科知識を学ぶ授業
商店街を歩いて社会の仕組みを学ぶ授業
といった事で、大雑把な学校教科には昔との違いがあります。
ではなぜ昔からあった理科と社会が無くなったのでしょう。
今の小学校1・2年生は出来たか出来ないかの違いに関心がある!?
今の小学校1・2年生の年代では、出来たか出来ないかに興味があり、
何が飛べた?これが言える!という事に関心が強いのです。
昔からあった理科や社会は、分かるかわからないかと言う理解力の違いから
生活科に変わっていったのです。
理科というのは→自然的に起きるもの
社会というのは→人為的に起こすもの
という大きな違いがあります。
個人差はあるが、今も昔も小学校1・2年生まではそんなに区別がついていないことから、
曖昧なままこの2教科を教育されても吸収が遅いのです。
発達心理学的では、この小学校の10歳までは教科を区別しないで
生活科一本で教えて行った方が良いということです。
昔のカエル解剖からイカに変わったこの違い、今は好奇心がなくなってしまう。
昔の理科の授業では昆虫採集があり、小学生時代にはそれを得意とし学校で見せびらかしていたものです。それだけ好奇心を持たせやすい教科でもありました。
知識としてではなく体験や実験などから学ぶことが多かった理科の教科。
目から吸収する合理的な学習方法と、今の生活科で学ぶ方法では大きな違いが出てきてしまいます。
昔40代以上の人が経験してきた生きたカエルの解剖もそうですが残酷差さを理由とし、今の小学校や大学の解剖はイカに変わってきています。
今の中学校の解剖もイカの時代です。
しかし、カエルは「脊椎動物」イカは「無脊椎動物」なので、内臓構造の違いで可なり理解力も変化しているようです。
そんなことから、小学校で行う授業も今では好奇心がなくなって、昔と比べたらつまらない授業になってきているように思えます。
昔からあった理科だけは、今の小学校や中学校に通う子どもたちにもその好奇心をそそるような教育を残してもらいたかったですね。