運動や食事制限をすることで体重が減ることはわかっているけれど、ダイエットをする制限が多すぎるとなかなか続けることは困難です。
しかし、日常生活の中で止めたほうがいいと思ってはいるけれど、実際ご飯を食べる〇〇を止めてみたらどれだけ体重が減るのか検証してみました。
実際、夜寝る前にご飯やお菓子を食べると太ることはよく分かっているけれどついつい罪悪感もありながらも食べてしまいますよね。
では、なぜ夜8時以降にご飯を食べると太ると言われているのでしょうか。
人間は起きている時、ご飯など食べ物を消化してエネルギーに変えて動くことが出来るのです。
しかし、ご飯を食べた後直ぐ寝てしまう事により、食べたご飯がエネルギーにならず脂肪になり易くその結果太りやすいのです。
身体を動かさない睡眠中に消化すると、作ったエネルギーを脂肪として溜めてしまいます。
そして人間は2~3時間で食べ物を消化するので、夜11時に寝る人は夜8時までに食べ終えておくと体内に食べたものが無い状態になるので脂肪に変化することはないのです。
実際、20代~40代の女性に、過去10日間にご飯を食べた物を全て書き出してもらい、それと全く同じメニューで夜8時までに食べ終わる実験をしてみました。
ご飯を食べる時間を変えるだけで、寝起きが良くなる
満腹状態で睡眠に付くと睡眠に注ぐ力が消化に向かってしまい、深い睡眠を妨げる結果となってしまいます。
このことから夜8時前にご飯を食べ終わることによって睡眠の質も良くなっていくのです。
ご飯を食べる時間を変えるだけで、便通が良くなる
さらに、睡眠時は胃腸の動きが非常に鈍く、寝る直前にご飯を食べると消化不良によって便が固まり易く便秘がちになってしまいます。
このことから夜8時前にご飯を食べ終わることによって消化が十分に行われ、便秘も解消されるのです。
ご飯を食べる時間を夜8時前にすることで体重が減る
10日間この方法を続けてみると、体はその時間帯に慣れてくるにつれて寝起きが良くなるばかりではなく、ダイエットにも効果があり体重は減ってきます。
検証前の体重と比較してみると
- 20代女性 63.4㎏ ➡ 61.7㎏(-1.7㎏)
- 30代女性 61.6㎏ ➡ 60.6㎏(-1.6㎏)
- 40代女性 58.5㎏ ➡ 56.7㎏(-1.8㎏)
という結果となり、いつもと同じご飯を食べていただけで体重が減るという結果になりました。
つまり、食べ終わる時間だけが違うだけで食べる量は全く同じというだけなのです。
今まで「食事の時間は関係ない」と勝手に思い込んでいる人も多いようですが、
食事制限や無理なダイエット運動しなくても、
夜8時以降ご飯を食べないだけでこれだけ痩せれるなら
続けていく価値はありそうですね。