地球温暖化が進むと地球全体の影響はどうなってしまうのでしょうか。
既に観測されている地球温暖化の影響は、代表的な例として平均気温の上昇や大雨の増加などがあげられます。
またこれに伴い、極地の氷河が解け海水が移動してくるといった現象も年々増えています。
地球温暖化は気温や水温を変化させ海面上昇、降水量の変化を引き起こすとされています。
最近では、地下プレートのズレによりストレスから火山活動の爆発も目立ってきています。
地震も頻繁に起き、それにより津波もいつ襲来してくるかわからない状態。
地形が数センチ沈みまた大津波が来れば莫大な被害が発生します。
東日本大震災から丸7年を迎え、日本やこの地球の環境をこれからどう考えていく中で、我々はなにをしなければいけないのか、まとめてみました。
地球温暖化で将来予測される影響とは
大気汚染や地球温暖化などの地球環境問題は深刻です。
昔に比べるとこの地球はこんなに暖かくなっているのです。
上記の地図は、1880年からの気球の表面の温度の変化を表しています。
NASAでは地球の温度がどれくらいあるのかを測定できるようになりました。
実際、地球の表面温度約1℃上昇しています。
今、地球温暖化対策が始まってはいるのですが、地球上の平均気温が1800年代半ば以降、気温上昇を2℃以下に抑えましょうと言っていました。
ですが、出来るだけ1.5℃以下に抑えることが本来は望ましいのです。
あと0.5℃しか余裕がありません。
どう対策をして行くのでしょうか。
地球温暖化で温度が上がると陸地はこんなに沈む?
海面が上昇すると言われてますが、もしこのまま温暖化が続いたらどうなるのでしょうか。
例えば南極の氷が全部溶けてしまったら、あるいは北極圏のシベリアやカナダの氷が全部溶けてしまったらどうなってしまうのでしょうか。
実は海面は66m上昇するのです。
もし海面が上昇し続けると、陸地はこんなにも少なくなってしまいます。
ヨーロッパやイギリス、オランダ(海抜0mが多い)の陸のほとんどが消えてしまいます。
アジア地帯は、香港や上海、北京まで消えてしまうのです。
日本列島も痩せ細ってしまいます。
日本の場合、海面が66m上がると、陸地は下のような形になると予測されます。
地球温暖化で極圏の氷が全て溶けた場合の危機
地球温暖化で海面が上昇し難民が増える
地球温暖化によって海水が膨張し、過去100年前から比べても海水面は平均で19cmも上昇してきています。
既に、太平洋の島国「ツバル」は満潮になると家が浸水しているのです。
このままでは、長く住むことはできません。
住む場所を失って難民になってしまいます。これを俗に環境難民と呼ばれ、環境が悪化することで難民が生まれることをいいます。
引用元:みんなのミシマガジン
地球温暖化で洪水が起きる
山岳地域の氷河が解けることで氷河湖ができ、決壊することにより洪水が起きやすくなります。
氷が無くなったことにより水不足も発生し、ますます人間の住む場所も限られてきてしまいます。
この氷山や陸地の氷も解けて無くなればさらに海に流れ出し、海水の量は変化し海水面も上昇する原因の一つになります。
地球温暖化で生き物が消えていく
地球温暖化が進み、北極圏の氷が解けてしまうと、北極グマやアザラシなどの野生動物は絶滅の危機にさらされます。
氷が無くなると十分な獲物の確保ができず、弱りはてたうえ繁殖もできなくなります。
地球温暖化の影響を食い止めるには
このように、氷山や氷河などが一気に溶け出せば、海面上昇が必ず起きてきます。
大規模な被害が起きることは予想され、既にこういう時代に突入してきているともいえます。
地球温暖化による悪影響は、産業革命以前に比べ2℃未満に抑えたとしても避けられない部分も多いのは確かです。
無駄な排ガス、電力の消費量軽減などを私たちは常に努力していくことも重要になってくると思われます。