睡眠不足が原因で寿命が短くなる人口が年々増えており、仕事ストレスの影響から睡眠不足になる場合もあります。
特に日本人女性はこの睡眠不足で悩み、いろいろな病気になるリスクが高くなると言われており深刻な問題として取り上げられています。
睡眠不足は若い年齢の場合は体力で何とかカバーできますが、年を重ねるごと短命化してきます。
特に働き盛りのあなたは毎日仕事のストレスでなかなか寝付けず、睡眠不足で翌朝の仕事にも影響し、いつの間にか病気になってしまいます。
仕事ストレス、睡眠不足が原因で引き起こすリスクとは
睡眠不足のままだとよくガンのリスクが高くなると言われていますが、睡眠時間によるそのリスクはどんなものがあるのでしょうか。
代表的に仕事ストレスを抱えている人は毎日5時間以下の睡眠で、糖尿病になるリスクが通常の2倍。7時間未満は認知症のリスクが通常の1.6倍になります。
特に女性の場合睡眠不足で6時間未満という方は乳がんのリスクが1.7倍、男性は前立腺がんのリスクが1.4倍とどちらもガンになりやすい要素をもっています。
睡眠不足の特徴として、睡眠が5時間未満だと体内に分泌されている様々なホルモンバランスが崩れ、体調や精神状態を左右し、しまいには糖尿病や生活習慣病になってしまいます。
仕事ストレス、太る原因は実は睡眠不足のせい?
また、睡眠不足は太る原因の一つで、短時間睡眠の女性など肥満度が高くなることがわかっています。
通常太っている人の場合、よく聞く「レプチン」というホルモンが出て食べ過ぎないように制御するのですが、睡眠不足だとこの「レプチン」が出ず、食べ過ぎてしまうのです。
これではダイエットにもなりませんね(笑)私の知人の親も精神病院に入院しているのですが、病気で1日の睡眠が2時間しかとれず、日に日に太ってきたと言っていました。
では睡眠不足を解消し最高の睡眠をとる方法はあるのでしょうか?やはり夜トイレに起きないように睡眠前は必要以上に水分は取らない。
これが基本です。
コーヒーやお茶はカフェインが入っているので飲むのは厳禁です。飲むのであればココアが良いそうです。
仕事ストレスでも睡眠時間をしっかり取ればリスク解消
そして睡眠時間も重要です。
やはり残業続きのサラリーマンには難しいかも知れませんが、7時間半のまとまった睡眠をとる事。7時間半が難しい場合は6時間と1.5時間単位の睡眠時間を取ると良いようです。
朝は太陽の光を浴び、夕方は15分ほどの散歩や運動、夜寝る90分前に入浴をするといいでしょう。体温が徐々に低くなり深い睡眠効果が期待できます。どうしても布団に入って寝られない場合は、1分かけて深い深呼吸をしてみて下さい。少しずつ口から息を吸い、少しづつ口から息を吐く運動を5分間続けるといつの間にか眠れてますよ。体を動かした後には最適な効果がでます。
葬儀業界だった頃の私は、夜の搬送当番があり、寝られても1~2時間、搬送は車の運転ですから辛かったですね~。翌日は普通に仕事に出勤ですから、さすがに寝不足で体重も増え体調がおかしくなったことがありました。ただ日中外出も多く結構小走りに走っていたため糖尿病には至りませんでしたが、睡眠不足は命を短くする大きな要因です。
自分だけは大丈夫と過信しているあなた、仕事のストレスを取り除き日々睡眠を摂ることを意識し健康を維持していってください。