皆さんがスイーツを選ぶときに商品の後にある熱量(カロリー)を見ることって多くありませんか?
カロリーの数字を見ただけで太らないか?それとも太りやすいのか?
余り判断ができない人も多いのですが、実はカロリーが高くても太らないスイーツもあるのです。
では太りやすい原因は何なのかをまとめてみました。
カロリーとは何?
そもそもカロリーとは何でしょうか?
カロリーとは糖質、脂質、タンパク質の3つが合わさったもので、これは人間が生きて行く上でとても必要な栄養素です。
しかし、実はこの3つの栄養素の中で最も太らない栄養素があります。
それはタンパク質。
このタンパク質は太りやすい原因にはならず、むしろ筋肉に変わり脂肪燃焼してくれて太らない要素の1つとなっています。
つまりカロリーの中で太りやすいのは糖質と脂質であり、一方で太らない栄養素はタンパク質なのです。
よって、この3つを合わせたとしてもタンパク質が多ければ、カロリーが高かろうが太りやすい人にはほぼ心配ないということになってくるのです。
さらにもう一つ、ある成分が含まれていると太りやすい原因となる糖質や脂質の吸収を抑えてくれるものがあるのです。
それが食物繊維です。
スイーツの中でも糖質や脂質が多ければ太りやすくなり、逆にタンパク質や食物繊維でできているスイーツであれば太らないということになります。
これによって、同じカロリーでも太りやすいか太らないか可なりの差が出てきます。
コンビニやスーパーなどでよく売られている10種類のスイーツを例にとりあげ、どれが太りやすいスイーツか、そしてどれが太らないスイーツなのかを説明します。
カロリーの高い順に並べると
- モンブラン
- ショートケーキ
- チーズケーキ
- みたらし団子
- ティラミス
- あんみつ
- チョコレート
- 大福
- アイスクリーム
- プリン
あくまでもこれはカロリーの高い順です。
次にカロリーに変わる太りやすい指標として、それぞれのスイーツに含まれる
【糖質+脂質】から【タンパク質+食物繊維】を引いた太りやすい数値を計算すると次のように順番が変わります。
- みたらし団子
- モンブラン
- ショートケーキ
- チーズケーキ
- アイスクリーム
- 大福
- ティラミス
- チョコレート
- プリン
- あんみつ
という順位になります。
カロリーも低く太らないスイーツは!?
ティラミスとチョコレートに共通して使われている食材にカカオがあり、これはほぼ太らない栄養素として食物繊維がとても多く含まれています。
またプリンの原材料は、卵や牛乳などのタンパク質が含まれています。
そして1番太らないのはあんみつですが、このあんみつには寒天がたくさん含まれています。
この寒天の原材料はなんと食物繊維の塊である海草で、しかもこのあんみつを1つ食べると1日に必要な食物繊維の5分の1が摂取できるといいます。
あんみつは昔からあるスイーツの中でも太りやすいというイメージが強かったのですが、予想外でしたね。
みたらし団子が1番太りやすいスイーツ!?
「ショートケーキが一番太りやすい」と思っていた方も多いのではないでしょうか?
実は、みたらし団子が1番太りやすいスイーツなのです。
その太りやすいという理由は、みたらし団子3本で糖質がなんと約100gも入っており、みたらし団子3本=ご飯2杯分と同じなのです。
ご飯を食べた後に「デザートは別腹」と思いみたらし団子とを食べると、なんとご飯茶碗4杯分を食べていることになってしまうのです。
モンブランが太りやすい原因は、下のスポンジには糖質・クリームには脂質が多く含まれ、脂質の塊ということで太りやすい原因となってしまいます。
また、ショートケーキの原材料も、スポンジが糖質・クリームが脂質でできているため、糖質と脂質がたくさん入っており太りやすくなってしまいます。
それでも太らないようカロリーを気にせず食べたい場合は?
「カロリーが高い」「太りやすい数値が多い」としても、みたらし団子の様にスイーツを食べたい!と思った時、一緒に食べると太らない食材があるといいます。
それは「きなこ」です。
このきなこは食物繊維が非常に多く含まれ、糖質や脂質の吸収を抑えてくれる役目を果たしており、約20g(大さじ3杯)が適量とされています。
このみたらし団子に「きなこ」をかけるのも1つの方法ですが、中には合わないものもあります。その場合はきなこ牛乳も良いとされています。
きなこを一緒にとって頂くために牛乳の中にきなこを混ぜればいいのです。
ですのでみたらし団子を食べながらきなこ牛乳を飲むという方法がベストといえます。
これを知っておくだけで
安心してみたらし団子のようにスイーツが食べられますが、
当然カロリーも除外できません。
食べる量が多ければ多いほど太りやすい体型にもなりかねませんので、
食べ過ぎには十分に注意が必要ですね。