On Demand Street

人間関係でこれだけは知っておきたい 心理的情報など多彩に配信しています。

トラブル 葬儀関係

写真撮影厳禁!?火葬場での危険な行動とは

投稿日:2018年2月6日 更新日:

火葬場は固く写真撮影厳禁になりました。あらゆる面から・・・という理由からです。葬儀儀式の中でも火葬場は付き物で身内の中で不幸があれば避けて通れないものとされています。

しかし一部マニアを除いては写そうと思って写真を撮る人はいません。私の知人は最近、お客さんを撮った写真をSNSに投稿したら、その中におかしなものが写りこんでいたので即削除したということがありました。

撮った側も撮られた側も気持ちのいいものではありませんよね。

Sponsored Link

写真撮影厳禁、火葬場でのルールは絶対条件です

昔から火葬場ではルールがあり全ての所で写真撮影を固く禁止していました。最近では「火葬炉前と収骨室だけは撮影禁止」としている所が増えてきています。

では一体なぜ火葬場で写真を撮ってはいけなかったのでしょう?それは、現実的に火葬場ではいろいろなものを使っており見えてしまいます。

仕切りのない所で隣り合わせになっている方の泣きじゃくっている姿や、事情のある方の姿を撮られるのは遺憾だ!ということで、プライバシー保護の観点から禁止していました。

また葬儀業者もそうだったのですが、火葬場で働いている人は差別の対象であったといわれており、「あんなところで働いている」「結婚する時に文句言われた」などといった時代があったのです。

そういう働いている火葬場職員の顔を写さないようにという意味でも、撮影禁止の理由になっていましたね。現在では尊いことをしてくれているんだという意識が高まってきているので対象外だとは思いますが。

写真,危険,火葬場

写真撮影厳禁の理由は、火葬場のイメージに影響?

更に火葬場は電気は付いていたが、天井が高く薄暗かったのです。

火葬職員が忙しい中ストロボをたくと迷惑するので、フラッシュ無しのフィルムカメラで撮ると補正がきかずスローシャッターになるわけです。

自然に手ぶれや露出不足で不可思議な写真が沢山出来てしまう、悪い噂が流行ってしまい仕事にならなかったということも理由の一つとされています。

いろんな噂が飛び交う前で、役所としては仕事の妨げになるものは排除したいというもので、現実的に撮影しない方が具合が良いといった結果なのです。

しかし最近の方ははスマホで写真を撮たがる風潮が、返って迷惑がられているのが現状です。

特に撮影禁止の場所で葬儀社が注意をすると、「なんで?」と返ってきます。

「撮影はやめて下さい!」と言われたら理由はともかく素直に辞めなければいけません。

常識的に火葬場の規定に沿わない場合は「火葬をお断りされる」という大変な事態にもなってしまうからです。

Sponsored Link

写真撮影の理由は、個人のモラルが重要

本来葬儀会場でも火葬場でも写真撮影は想い出を残すことよりも、記録を残すことを目的とされています。人間を撮影するのであれば妙なトラブルに発展しないよう、特に火葬場では僧侶や係員に一言確認(許可)を取ることをおススメします。

宗教上禁止されることは少ないのですが、火葬場は旅立たれた方へのいろいろな思いをもって最後のお別れをする場所です。禁止というよりマナーに関する部分が多いと思いますが、きちんとした社会のルールを守った上で行動しましょう。

葬儀業界も常に故人と向かい合わせの仕事なので、いい意味ではしっかりとした仕事をしていればご先祖も自分を守ってくれていると私は信じています。そのような点から間違っても「〇〇の火葬場で・・・」なんてメディアの話題にしないよう気を付けて欲しいものですね。

-トラブル, 葬儀関係

Sponsored Link
 

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

香典袋

葬儀通夜の香典袋、金額はいくら【必見】葬儀社が教える9つのマナー

葬儀通夜の香典袋、金額はいくら?などと、一般的に分かっているようでわからない。それも香典袋のマナーです。いざ持参したけど「恥かいた・・・」という方も多いのでは? 香典袋には書き方や包み方のマナーがあり …

水難事故にあったら・・・葬儀社の最も難しい扱いとは

水難事故は思いがけない事故の一つとして取り上げられています。 海川における水難事故を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 しかし日本人の水難事故は最も多い不慮の事故として自宅の風呂という思いがけ …

エンディングノートは若い人向けに必要か?

エンディングノートは若い人向けに必要か?10代から書き方を変えよ!

エンディングノートとは本来若い人向けではなく、高齢者で病気から人生の終末期を迎えるにあたって書き留めておく記録簿のこと。 書き方も、残された家族に対し生前に伝えたい事や残しておきたい言葉、そして臨終の …

文音・映画おみおくり

文音・映画「おみおくり」納棺師役でこの春おくりびとに対抗!?高島礼子と共演

文音は映画「おみおくり」で女性納棺師の役で主演の高島礼子と共演する。 2018-3-24有楽町スバル座ほか全国順次公開であるが、 本作の原案及び納棺師監修は、 永井結子の「今日のご遺体 女納棺師という …

保証人と連帯保証人の違い、借金

保証人と連帯保証人の違い、借金で理解していないと恐ろしいことに

新規に住居を借りる時や、金融機関からお金を借りるとき(借金)など、必ずと言っていいほど保証人が必要になってきます。 この保証人制度、借金した人が返済できなくなったとき、当事者の代わりに保証人に請求がい …

ブログ運営者:大林いっせい

平成から新年号に・・・日々大きく変わりゆくこの時代、人間活動の場としてその役割をストリートに変え、素朴な疑問や気になった事、そして日常のお得な情報はもとより健康の為に見逃せない食生活、人間関係でこれだけは知っておきたい心理的情報などまとめサイトとして配信しています。

フリーコンサルタント