日本ではドラッグストアで買い物をするとトイレットペーパーを中心に数や種類がめちゃくちゃ多く、どれを買ったらいいか外国人にはとても選びづらいと言われています。
トイレットペーパーは大きく分けてダブルとシングルがありますが、ユーザーの「使い方」や「好み」、「節約の仕方」によってこのダブルとシングルどちらを選ぶかはさまざまです。
そんな中、トイレットペーパーのダブルとシングルの違いについて簡単に答えられる方はどれだけいるでしょうか。
今回は、そんなトイレットペーパーのダブルやシングル、種類はわかってはいるけどこの2つどれだけの差があるのかを紹介したいと思います。
トイレットペーパーのダブルやシングルの特徴
例えば、トイレットペーパーの規格は、通常、紙幅(114 ±2mm)で1ロールの長さは約27.5~100 mの物があります。
しかし安物のトイレットペーパーは、紙幅は105~110で直径105程度のものが多いようです。
通常、トイレットペーパーのダブルやシングルを購入する場合、長持ちさせたいならシングル、肌触りに拘るならダブルを選んでいますよね。
そもそもトイレットペーパーには表面と裏面があり、シングルの場合、表面はツルツル感に肌触りを良くして製造できるのですが、裏面はどうしてもざらざら感となってしまいます。
そこで、このざらざら感のある裏面どうしを合わせて両面ともツルツルにしたのが、ダブルのトイレットペーパーということなのです。
トイレットペーパーの節約はダブル?シングル?
ユーザーの中でもダブル派の方は、
・「ダブルにする事で自分ががんばっているなぁ」と贅沢感でお尻を拭いているという人もいます。
・「シングルだと使用する時途中で切れやすくすごく嫌だ」という人もいます。
一方シングル派の方は、
・「ダブルだと始まりが失敗したら1周ずれてきて切れ目が合わなくなってしまい面倒だ!」
・「ダブルのトイレットペーパーを使用したいが、家族が多いからすぐなくなってしまう!」
という様々な理由から節約のためにシングルにする人もいます。
実は、ダブルのトイレットペーパーは、両面ともツルツルにすることでその分厚みが出てしまうというデメリットが出来てしまいます。
一般のトイレットペーパーの長さは1ロール
シングル ➡ 60m
ダブル ➡ 30m
とダブルの方がどうしても短くなってしまうのです。
そこでトイレットペーパーのシングル派・ダブル派それぞれ1度にどのぐらいの長さのトイレットペーパーを使用するのかそれぞれ100人に調査した結果、
シングル派の平均 ➡ 170㎝
ダブル派の 平均 ➡ 140㎝
なんとシングル派の人は、ダブル派の人よりも「30㎝長い」ことがわかりました。
トイレットペーパー、シングルとダブルでは1ロールで何回使える!?
シングルのトイレットペーパーは1ロール60m、一度に使うトイレットペーパーの平均の長さは170㎝なので1ロール約35回使用できます。
一方、ダブルのトイレットペーパーは1ロール30mなので、一度に使うトイレットペーパーの平均の長さが140センチから1ロール約21回使用できます。
シングル約35回
ダブル 約21回
この結果から、トイレットペーパーのシングルの方が1ロール当り、
約14回多く使用できるということがわかったのです。
つまり、使用回数が毎日同じで余り拘らないという方には、
シングルのトイレットペーパーの方が長くて長持ちし、
節約できるということなのです。