朝起きて意外にやりがちなことで血圧は急上昇してしまいます。
特に朝起きてからの約1時間は、体の中のウォーミングアップが完全ではありません。
そんな中、朝起きて1時間以内に起す意外な行動が、突然死する危険性がとても高いと言われています。
では、早朝すぐに遣らなければならない5つの行動で、どうしたら血圧の急上昇を防いでいったらいいのか、その原因や対処法を紹介します。
次の中で多くの行動が当てはまる方は、普段の血圧が正常でも注意が必要です。
【血圧急上昇で突然死の危険性:朝編】
(血圧11急上昇)洗面所で顔を水で洗う
この原因は寒暖差なのです。冷たい水が顔に当たるとチョットビックリしますよね。
すると血管がキュッと収縮しそれによって大きな圧力がかかり血圧が急上昇する原因になります。
顔を洗って起こる血圧急上昇の対処法
・ぬるめのお湯で顔を洗う
・直接顔を洗わず、温めて絞ったタオルで顔を拭く
・洗面所自体を温めておく
こういった方法で血圧急上昇を防ぐのですが、温かいお湯が出ないと待っている間にイライラしないように気を付けて下さい。
突然死のリスクが大きくなってしまいます。
(血圧20急上昇)朝目が覚めてすぐに布団から出る
こちらの寝起きの原因も寒暖差が影響してきます。
さらに急に体を起こすことも良くありません。遅刻しそうになって焦って起きた場合などは心臓がビックリします。
心臓が驚けば、血管に血液を送る力が上がり血圧急上昇の原因に繋がっているのです。
起床時に起きる血圧急上昇の対処法
・余裕をもって朝起きる
・起きる前に布団に寝たまま全身の背伸びを3回する
・エアコンタイマーで室温を上げておく
背伸びを3回することで血流がよくなります。
これにより血管がウォーミングアップされ血圧の急上昇を防げます。
(血圧23急上昇)トイレで力を入れる
トイレで力んで起こる血圧急上昇の対処法
トイレでは力を入れない力まないということが前提です。そのためには
・日頃から食物繊維を摂取
力を入れなくても規則正しい排泄ができるようにしておくことが大切です。
トイレでの突然死も気をつけなければなりませんね。
(血圧39急上昇)家を出て急いで走る
家を出て急いでバス停や駅に全力で走ることは血圧を急上昇させてしまう大きな原因です。
時間にゆとりを持って家を出たり、計画通りの時間帯で家を出るなどして血圧急上昇を防ぎましょう。
(血圧44急上昇)満員電車で通勤する
満員電車はギューギュー詰めの物理的なストレスの原因により精神的なストレスが血圧に影響してきます。
精神的なストレスを発症すると、脳の交感神経が活性化しアドレナリンがたくさん出ます。
このアドレナリンは全身の血管をギュッと締めるので、この締め付けられた血管を押し戻そうとより強い力が働きます。
これにより血液の量が増え血圧が急上昇してしまうのです。中には満員電車に乗って気分が悪くなる人もいます。
通常の血圧120の人が、血圧39急上昇する場合はかなり突然死のリスクが高い状況に陥ります。この対処法としては
・時差通勤をする
・仕方なく満員電車に乗る時は、好きな音楽を聴く
これにより脳もリラックスし、ストレスも和らぎ血圧の急上昇を抑えることができます。
最も注意しなければいけない朝の行動とは
朝の家庭の日課や仕事で、屋内から屋外に出る時には注意が必要です。例えばいつもの日課として、朝の散歩や掃除、ゴミ出しなど急に寒い所に出る機会もあると思います。
この気温の変化に血管がキュッと締まり血圧が急上昇してしまいます。そんな時ちょっとした外出でも首回りにマフラーをするなどして血圧急上昇の予防対策に心がけましょう。
また、朝起きてから約1時間以内の間は体の中は完全でないので、朝の食事を摂り血液の循環が良くなる状況を作っておいてから行動すると良いようです。
朝は早起きするなどして、気持ちや時間に余裕を持つこと。その上、まだまだ朝晩は冷え込む日が多いので、寝起き時など内外の寒暖差に気を付けることが突然死を防ぐためにとても重要になってきますね。