これまで血圧を急上昇させてしまう行動を真剣に考えた事がない人が多いと思います。
血圧急上昇は早朝に限らず、
昼間でも血圧急上昇が起こり得る意外な行動が原因で突然死に繋がることがあるのです。
昼間の何げない行動で、こんなにも血圧が上がっているとビックリされます。
ではそんな時どうしたら血圧の急上昇を防いでいけるのか、その対処法を紹介します。
次の中で多くの行動が当てはまる方は、普段の血圧が正常でも注意が必要です。
【血圧急上昇で突然死の危険性:昼編】
(血圧13急上昇)仕事中でのミスで焦る
仕事の中では誰でもミスをしてしまうものですが、
この時のポイントは焦りです。
焦ることで脳がストレスを感じ、血圧が急上昇してしまうのです。
なるべくミスをしないよう突然死のリスクを減らしましょう。
(血圧16急上昇)塩分が多いものを食べる
好きな食事の中でもラーメンを食べる時など、あなたは最後のスープまで飲み干していませんか。
この時、次の飲み物を飲むことで血圧の急上昇を抑えることが出来ます。
・オレンジジュース又はトマトジュース・グレープフルーツジュース
・牛乳
・甘酒
オレンジジュースに含まれるカリウムが血圧の急上昇を抑える効果があると言われています。カリウムは、塩分の排出を促進するため血圧の上昇を抑制するのに期待できるのです。
コテコテのラーメンが好きな方には、食事後牛乳を飲めば同じ効果が期待できます。牛乳に含まれるカルシウムにも塩分を体外へ排出する働きがあるのです。
また甘酒に含まれるペプチドも血圧の急上昇を抑える効果が期待でき、甘酒の中に皮付きのショウガを小さじ1杯ほど入れると効果がアップします。突然死のリスクを考えて是非試してみてください。
「うどん」と「そば」とでは、どちらが血圧急上昇を抑えられる?
うどんとそばとでは、そばの方が血圧急上昇を抑える効果があります。そばに含まれるルチンは血管内皮を強化する働きがあります。
血管内皮を強くすることにより血圧が上昇したとしても急上昇することはなく、ある程度の所でおさまってくれるといいます。高血圧の方は特に覚えておくと便利かもしれませんね。
(血圧37急上昇)運転中の信号待ち
車を運転中の時は、
血圧が急上昇しないと思う方も多いのではないでしょうか。
実は車の運転中、特に急いでいる時など赤信号で止まっている時の
イライラ感で血圧が37も急上昇してしまうのです。
このイライラがストレスを発生し突然死の原因となる場合もあります。
(血圧39急上昇)自宅で子どもを叱る
なにかとストレスが多い現代です。家庭内でも子供に対する苛立ちが原因で、ストレスが積もり積もって子どもを叱った瞬間血圧が急上昇します。
教育の為、お子さんを叱ることは大事です。しかしストレスで感情が入り過ぎ、興奮しすぎてしまうと突然死の危険性が高まってしまいます。
この現象、ムッとするだけでも血圧は上がり怒りは血圧を急上昇させます。
そんな時は、ムカッとした時心の中で5秒数え心を落ち着かせてから叱りましょう。
そうする事で脳が客観的になり血圧の急上昇を抑えることができるのです。
(血圧72急上昇)病院で緊張する
これは誰でもお世話になる緊張の場面でもあります。同じ病院でも、必ず初めから検査を行う歯医者さんは緊張の連続です。病院での血圧急上昇の原因は何といってもこの緊張です。
病院の建物内に入った時から緊張する人も多いのではないでしょうか。心臓がドキドキすることは血圧が急上昇している証拠です。急に倒れて突然死に至らないためにも、日頃から血圧に気を付けることが大切なのです。
これらは何もお昼に限った事ではないのですが、以上のような場面になった時は血圧が急上昇しているかも知れないと把握しておくことが大事になってきます。特に、自宅で子どもを叱る行為は個人差もまちまちです。
「怒ると血圧があがるよ!」と子どもに言われて益々血圧が急上昇するってこともありえます。そうならないためにも、冷静な気持ちで対処していき突然死のリスクを少なくしていきましょう。