免疫力を高める事やストレス解消に効果的なものに自宅でも出来るものが沢山あります。
家の中で免疫力を高めるには体温を1℃上げる事で免疫力が5~6倍も高めることが出来る方法などが数多くあります。
新型コロナウィルス感染防止による外出自粛生活が続き、人と会わずにいてもストレス解消できる方法や、免疫力を高める為に自分の部屋で簡単にできる方法などを紹介します。
母親の声は、子どものストレス解消に効果的!?
新型コロナウィルス感染防止により外出自粛生活が続き、小学校も休校となり子どもが家にいる時間が多くなりストレスが溜まってしまいます。
子どもにとってこのストレス解消できるのは、実は「母親の声」が一番効果的だそうです。
更に、母親が不在であっても今の時代、スカイプやZOOMを使ったTV電話で祖父母と子ども、お互いのストレス解消にも効果的だというのです。
コミュニケーションが取れないばかりか、外出が出来ない今、祖父母側にとっても効果的。
家の中でじっとしている事も大事ですが、この機会にTV電話の操作を覚えてみる事も新しい挑戦の一つと言えるでしょう。
電話をするだけで免疫力を高め、幸福度がUPするとは!?
新型コロナウィルス感染問題で「電話を掛けよう運動」が世界的にも広げられ、声だけなら電話でも出来ます。
しかし、直接人同士が触れあったり恋人同士ハグをすることも難しくなり、なんか物足りなさを感じている人も多いのではないでしょうか。
実は、オキシトシン(愛情ホルモン)は電話をするだけで増えるという事がある研究で分かってきています。
方法としては、抱き枕を抱きながら電話することでよりこのオキシトシン(愛情ホルモン)が通常の電話より増えるのです。
心理学上、電話は幸福度を向上させるのですが、面白い事にこの幸福度、テレビ電話より耳だけで話す一般の電話の方が免疫力を高め、ストレス解消にもなり幸福度がUPするのです。
今は恋人同士、気軽に会うことすら出来ないのが現状であり、聴覚への刺激だけの方が相手の顔や表情、雰囲気など想像が膨らみ、相手の事を想う気持ちが伝わると言われています。
特に、LINEよりもTV電話、それよりも抱き枕を抱いて原始的な電話をすることで、息遣いを感じ取りながら想像しお互い綿密になって行くのです。
ストレスが溜まって病んでいる皆様、一度、挑戦して免疫力を高めてみましょう。
貧乏ゆすりは免疫力維持とストレス解消が可能!?
家にいる時間が多くなり、運動不足で誰しもがストレス解消できずイライラしていると思います。
そんな時は貧乏ゆすりをしてみましょう。
この貧乏ゆすりは免疫力維持とストレス解消に効果的だと言われています。
運動不足になっている昨今、都内の通勤客の1日の歩数は約9000歩ですが、テレワークになってから3000歩に減っています。
これにより免疫力が減少し、また長時間座ったままの生活が続くと死亡率も上がってしまうのです。
イギリスで13,000人を対象にした実験結果では、1日7時間以上座った生活をしている人は死亡率が高いのに比べ、貧乏ゆすりの習慣がある人は死亡率が3割以上低いことがわかったのです。
昔は、貧乏ゆすりをして先生や親御さんに怒られた経験がある人も多いと思います。
しかし、貧乏ゆすりをすることによって、足の血流UPと浮腫み取り、そして下半身が温かくなることからウォーキングしているのと全く同じ効果が得られるのです。
更にこの貧乏ゆすりは、セロトニンを分泌する事から自律神経に優しく、イライラ感を抑えてくれる働きがあります。
このことから、貧乏ゆすりをすることで簡単に運動不足やストレスを解消することが出来るのです。
体温を1℃上がる事で免疫力が向上する!?
貧乏ゆすりもそうですが、新型コロナウィルス対策に必要不可欠な事は体温を1℃上げる事です。
実は、体温を1℃上げる事で免疫力が5~6倍上昇することもわかっているのです。
生活の中に取り入れるとすると、40℃の風呂に10分間入浴する事で体温が1℃上がります。一方で体温が1℃下がると免疫力も30~40%低下するとも言われています。
だからと言って汗をかく程熱い風呂に入ることで自律神経に負担をかけてしまい体には良くありません。
風呂に入る事の一番の目的は血流を良くすること。深部体温を多少上げながら、その後に少しずつ冷ますことで良い睡眠が得られるということです。
新型コロナウィルス感染予防に免疫力を高める方法として温泉に行けなくとも、自宅のお風呂で10分間入浴してストレス解消してみましょう。
家にいて免疫力を高めるなら、壁を背にして外を眺めるのが良い!?
家にいる時間が多くなるとストレスが溜まり易くなることはわかっているのですが、どうせなら壁を見るのではなく、動きのある外を眺める時間を多く作る事をおススメします。
よく子供が電車に乗るとすぐ窓越しから外を眺めていますが、実は動く景色を見ながら過ごすことによりストレス解消できることがわかっています。
また、耳から入ってくる音も「人工的な音」より「自然の音」の方がストレス解消には効果的です。
実は、自然の音には高音域(聞こえない領域の音)があることから、聞こえない音を聞く方がストレス解消法にはかなり効果的とされるようです。
外出自粛ばかりでは体調もよくありませんので、小鳥がさえずる森など自然と触れ合うことも体調管理には良いのではないでしょうか。
部屋の鏡の数によってストレス解消や免疫力を高める効果があるの!?
外出自粛として長い休みでも家に居ることは大事なのですが、特に白い壁ばかりの部屋に籠ることは可なりメンタルを壊し、うつ病の罹患率が上がる事がわかっています。
窓の外を見る事はストレス解消には良いことですが、心理学的にはもっと早くその効果が出る方法があります。
それは鏡を見る事です。
鏡の数が部屋の中にどのくらいあるかで、その人の健康度がどれくらい関係しているかがわかっています。
アメリカで700人の大学生を調査した研究では、普段全く手鏡を見ない大学生に比べ、手鏡を使って頻繁に自分の顔を見るナルシストの大学生の方が顕著にメンタルヘルスが良好だったと言われています。
これは、自分って今までどんな風に生きてきたか、これからどんな風に生きるかなどと、内面のことを考えると心が病みやすくなってしまいます。
しかし、今の自分は傍から見たらどう見えているだろうと常に外見を気にする人は、ナルシズムの人は心が病みにくいのです。
病院などでも鏡を置くという事が推奨されており、鏡が無くて自分の顔を見られないというのは環境的にも免疫力にも良くないようです。
鏡を見て「顔が良いか悪いかを判断する」のではありません。
自分に自信がない人でも鏡を見ることで、鏡を見るとよりよく修正しようとする気持ちが働く為、心の健康や免疫力を高める為にはとても効果的なのです。
洗面所だけしか鏡が無いお宅は1つでも多く鏡を置いて、嫌なことがあった時など自分の顔を鏡に映して見てみてください。ストレス解消にはいいかも知れませんよ。
音楽よりもお風呂のお湯や水の流れる音の方がストレス解消には良い!?
よくお風呂に入ってリラックスしたいという欲求に駆られた事って誰もがあると思いますが、音楽を聴くよりもお湯や水の流れる音を聞く方がストレス解消には良いと言われています。
スイスのチューリッヒ大学の研究では、60人の女性を「音楽」「水の流れる音」「何も聞かない」の3つのグループに分け、音によるストレス値の実験を行いました。
すると、何も聞かないグループの人達のストレス値は変わりませんが、音楽を聴いたグループよりも水の流れる音を聞いていた人の方がストレス値は低くなっていました。
最近では、なかなか温泉に行けない人が居ることから、SNSでオンラインにより銭湯の湯が流れる映像を紹介してその効果を満喫しているようです。
インターネットが日常化している今、外出自粛宣言からそのようなサービスも流行ってきているようですね。
カレーは免疫力アップに効果的!?
カレーには黄色の色素成分であるクルクミンが、ストレスや体内の免疫細胞の保護にとても効果的であると言われています。
そして一般的に、免疫力を高める為に、いろいろな食材が効果的だと言われていますが、その大前提として大切な事があります。
それは「生きる為に必要な栄養素を摂ってから、免疫力を高める食材をしっかり召し上がる」という事です。
TVや雑誌等で紹介されている免疫力アップ食材も、現代人が忘れがちな一汁三菜といった基本的な栄養素を摂ってからでないと効果は薄くなってしまいます。
その上で、免疫力を高める食材を摂ることが大事になってくるのです。
新型コロナウィルス感染予防には鼻や喉の粘膜を強化することが重要ですが、それに適した免疫力を高める食材の中で、βカロテンが豊富な「焼き海苔1/2枚」がとても効果的です。
焼き海苔1/2枚のβカロテン含有量は、なんとピーマン2~3個分の量が含まれています。
この焼き海苔はおにぎりや巻き寿司に使われており、意識的に摂取することで免疫力を高めるには効果的な食材といえるでしょう。
コロナウィルス重症化の予防に「おうち日光浴」を!?
新型コロナウィルス感染症が流行していますが、一番怖いのは感染して重症化することです。
マンションのバルコニーや自宅の庭で「日光浴」をしてもらう事で新型コロナウィルス感染症の重症化を防げる可能性が高くなります。
実は、日光浴をして紫外線を浴びる事で、皮膚に「ビタミンD」が作られるのです。
原理として体中のビタミンDの8割は皮膚で作られており、このビタミンDは炎症性の物質の暴走を防いでくれることがわかっています。
ビタミンDの血中濃度と重症化率を見てみると、
ビタミンDの値が
- 正常な人➡93%が軽症
- 不足している人➡55%が重症化
- 欠乏している人➡73%が重症化
している事がわかりました。
ですので、ビタミンDが不足しているなあと思った人は、外出は出来なくともベランダや庭に出て半袖半ズボンの姿で30分間日光浴をしてみて下さい。
そうする事で1日に必要なビタミンDをきちんと統制できるのです。
ただ残念ながら、コロナウィルスによって外出自粛をしている影響から紫外線量が減少している関係上、ビタミンDの血中濃度が上がっていない可能性があります。
バルコニーや庭がない人も多いと思いますが、その場合はビタミンDやマグネシウムが豊富なイワシやしらすぼしを定期的に食べる事をおススメします。
メンタルが弱っている場合はメガネをかけない方がよい!?
心理学的に、メンタルが弱っている場合は声を聞く事のほかに、視覚も重要になってきます。
家で仕事をしていたり、車の運転する時など視力矯正は大事ですが、逆にメンタルが弱い時などは視力矯正しない方がいいのです。
視力矯正は便利でとても大事ですが、自宅で自粛している間「メガネをかける」など無理に視界がクリアに見えすぎる生活を続けていると返って心が疲れやすくなります。
割とうつ病の人や神経過敏の人達が視力矯正に拘っている方が多いのですが、50年前は視力矯正は未発達であり、老人性うつ病も少なかったようです。
視界を明るくするのは悪い事ではありませんが、メンタルの部分では見えすぎる分、心が尖ってしまいますのでメガネはいつもかけない方が良いようです。
新型コロナウィルスが蔓延していることで、2週間程外出も出来ずに監禁状態になっていると、わりと可笑しなことを言い始めます。
電話帳を読み始めたり関心のない株式市場などを聞いたりと普段しないことにシフトするという行動を起しやすいのです。
疲労が溜まり過ぎて自分でもストレスや頭痛など体調を崩していると自覚している人も続出している様ですがもう少しの辛抱です。
免疫力を高める方法やストレス解消法など簡単に紹介してきましたが参考にしていただければ幸いです。