友達と仲間の違いとは
友達は悩みや本音を何でも言え、目的が無くても気兼ねなく連絡が取れる。多少の環境の違い趣味の違いでも気が合う同士といえる。
一方仲間は、同じ会社でもチームを組み1つの目的に向かって支え合い協力しながら業を成し遂げるもの。
同じ会社に友達と呼べる人が居ても、いざどちらか一方に問題が生じても、その周りの仲間と仲が良ければ、いくら片方の人間が友達を信頼していても裏切られる場合が多い。
社会の厳しさは、友達の友情を天秤にかけても仲間に軍配が上がる。
また友達と一緒に居ることで悩み事相談は出来るが、どうしても甘えが生じ、問題を先送りしたり、なあなあで済ませてしまう事がよくありがち。
同じ時間は過ごせる友達と、同じ目的に向かって突き進んでいく仲間は根本的に違う。
仲間は何かを共有したりして助け合い問題解決も素早い。
酒場に行ってお互いに腹の底から言った事でもみ合いになるのはいつもこういった意味合いか友達。
これからの社会は友達以上に、仲間が重要なリーダーシップを図り基準値をどんどん上げて貢献できる社会になっていく。
友達じゃなく仲間が大事になってくる時代に突入
ワンピースに出てくるルフィはなぜ仲間の信頼をあれほどまでに得ているのか。
ルフィと白鬚、信頼される人の条件という安田雪著書では、この本の中で2つの経営組織像がある。
1つは昔から指導力のある者が組織(会社)を引っ張っていくピラミッド型組織。
しかし現代の会社組織は上司の命令や厳しい口調での指導方法では、誰も人が付いてこないのが実情であろう。
もちろん今の若い人は付いて行かない。
ではこの若い人が望んでいる会社の理想像は?と言うと、ワンピースの人間関係が生きてくる仲間である。
友達とは違い仲間とは上下関係ではない横の関係となる。
平たく言えばフラットな組織。
このフラットな関係の中でリーダーシップを発揮するリーダーシップがこれからの会社組織の中で現代の中間管理職に変わる信頼を集め伸びていく。
最近の会社では、プロジェクトチームのような「チーム」を組んでいる会社組織の構造になってきています。
新しい会社は、昔のようなピラミッド型ではなくなってきているのです。
フラットで自由度な体制がとれる体型に変わってきており、今やそんな会社が業績をどんどん伸ばしています。
外国でも「会社の仲間」=「ファミリー」という程の信頼を重視しているのが典型的な例だ。
これからの会社は従来のピラミッド型体制では成り立って行かず、チーム内のリーダー像は、横の関係をうまくコントロールして上から目線を消滅させる。
横からの目線=同じ立場の人間が、皆を盛り上げるリーダーが特に求められて行くことでしょう。
まさにそれがワンピースのルフィーの姿である。
フレンドリーな付き合い方が新しい形となってくるであろう。
少しでもお役に立てたら幸いです。