映画を見た後など、自分の行動がその見た映画によって影響されるかされないか考えた事ありませんか。
その配役に憧れたり、こんな自分がいたらモテたのに・・・とか考えてしまう事もあると思います。
映画やドラマに影響されるとどんなことが得になるのか、また影響されない人はどんな特徴があるのかをまとめてみました。
映画に影響されると色々な事を体験でき人生が豊かになる
2001年に木村拓哉主演の映画「HERO」は司法試験を受験している時期と重なっておりその頃の影響で、検事を志望する人が急増していたのです。
現在でも、当時子供だった人たちもこの映画を見た事により検事志望率が増加していると言われています。
それまで検事という職業はそれまで余り人気のない職種だったのですが、木村拓哉が演じることによって「カッコいい仕事」「憧れの職業」として映画やドラマは多くの人たちの人生に大きく影響を及ぼすものなのです。
この理由として人間はその映画やドラマの内容が具体的であればあるほど、イメージが膨らみやすく影響を与えやすいのです。
映画やドラマに影響される・影響されないと思う人の特徴
自分の行動がその映画やドラマに影響されると思う人の特徴は、興味の範囲が凄く広い人ほど感化されやすいといいます。
一方で映画やドラマに影響されないと思う人の特徴は、興味の範囲が余りないと自分で感じる方は影響を受けづらいのです。
- 興味の範囲が広い人→影響される
- 興味の範囲が狭い人→影響されない
人生を豊かにするという意味では良いことも悪いことも有りますが、映画やドラマに影響された方が人生の中で色々な事が体験できて得をする場合が多いようです。
映画やドラマに影響にされると聖地巡礼で経済効果が生まれる
映画やドラマに影響に感化される人が多いからこそ、聖地巡礼で経済効果が生まれるようです。
例えば2016年に映画で話題になった「君の名は。」の舞台となった飛騨に全国から沢山のファンが訪れ、地元の試算では約185億円もの経済効果があったと言われています。
映画に影響されない人は物事を継続して行う力がある
心理学的に見ると長い目で見た場合、映画やドラマに影響されない人の方が得をするという場合もあります。
4歳くらいの子に暴力的なシーンと人が人に親切にするシーンを見せた場合、映画やドラマの影響を受ける子供と全く受けない子供に分かれます。
- 影響を受ける子供 ・・・何が好きで何が嫌いか、好き嫌いの区別が早い
- 影響を受けない子供・・・好き嫌いの判断に時間が掛かる
どちらかが優れているとか良いとか悪いとかという事ではないのですが、影響を受ける子供は恋愛でもこの子が好き!この子嫌い!と早く分かるタイプになります。
しかし、映画やドラマに影響される人ほど主観性が強く、物事を途中で急に止めてしまう子供も多いのです。
一方で映画やドラマに影響を受けない子供は、自分はこうであるべきだろうか?と「べき論」で考える子供が多いことが分かっています。
それにより勉強でもスポーツでも物事を継続する力があり積み重ねていくという意味合いから、恋愛でも「好きになってもいいのかな?」と考えるタイプのようです。
自分はモテない上に傷つきたくないからといって、一目ぼれで好きな人が目の前に居ても何度も躊躇してしまうという特徴があるのです。
映画やドラマの影響を受けるか受けないかによって、自分の行動はどうなのかどちらが効果的なのかを参考にしてみるのも面白いかも知れませんね。